こんにちは、ぽりっしゅです!
SUPER GTの500クラスにかつてから参戦しているHONDA。2023年シーズンまではNSXで参戦していましたが市販のCIVIC TYPE R(FL5)が発売されたことで、2024年シーズンからCIVIC TYPE Rへ参戦車両を変更しました。これがまたかっこいい・・・
参戦する車両が変わることは数年単位でどのメーカーでも当然あるのですが今回のトピックは2ドアタイプの車ではなく5ドアタイプのCIVIC TYPE Rがベース車両になること!CIVIC TYPE RのFL5型は発売されて数ヶ月で受注停止になる程人気が高かった車なので興味がある方も多いはず。
レースを見ていてどのように戦い方が変わっているのか簡単にまとめたいと思います。
この記事でわかること
- SUPER GT 500クラスの参戦車両をCIVIC TYPE Rへ変更
- 各チームのCIVIC TYPE Rはどんな見た目
- レースを戦う戦略はどのように変わる
ARTA CIVIC TYPE R #8
カーナンバーごとに紹介です。カーナンバ8番のARTA CIVIC TYPE Rです。オートバックのイメージカラーはNSXの時から健在です。次に紹介する#16との対比で「太陽」と呼ばれています。
写真でも非常に目立つ色ということはわかりますが、実車は(特に太陽に当たると)本当に目がチカチカするくらい明るいオレンジ色です。どこにいても1発でわかります。
しかし、さすが5ドア。横から見ると長いですね。
ARTA CIVIC TYPE R#16
続いては#8号車のチームメイト、ARTA CIVIC TYPE R16号車です。こちらは#8の対比で「月」と呼ばれています。 GT300クラスに参戦できなくなったことでARTAが500クラス2台体制となりました。
ブラックベースにワンポイントでオレンジの差し色が入っており個人的にものすごく好きなボディカラーです。
Astemo CIVIC TYPE R#17
カーナンバー17番はAstemo CIVIC TYPE Rです。最近は常にチームランキング争い上位にランクインしている印象があるので応援しています。24年シーズンは若手の太田選手を起用しイキイキしているのも応援ポイントであります。
基本的に GTマシンのカラーリングはラッピングですが、Astemoは以前のケーヒンブルーの頃から塗装で色出しをしています。そのため、ラッピングでは出せない奥深い色合いが持ち味ですね。
Modulo CIVIC TYPE R#64
カーナンバー64番はModulo CIVIC TYPE Rです。CIVIC TYPE Rに変更になりModuloのカラーリング見た時に個人的には1番驚きました。というのも他チームのマシンカラーリングは基本的にNSXの時と同様です。
Moduloもカラーリングのイメージが変わったわけではありませんが赤色が大半となり、すごくかっこいい・・・と感じたからです。
日本のレースではあまり見ない、DTMとかに参戦している海外チームのGT3マシンみたいなカラーリングでかっこいいですね。
STANLEY CIVIC TYPE R#100
最後はスタンレーCIVIC TYPE Rカーナンバー100番です。シルバーグレーのカラーにオレンジの差し色がスタンレーの特徴です。
CIVIC TYPE Rの戦い方
24年シーズンはマシン導入の初年度のため今後数年かけてどんどんと熟成をしていくだろうという前提です。24年シーズンがスタートして数戦観戦をした印象はストレートはNSXよりも早そう、コーナリング速度も同等くらいだが、コーナエンドからの立ち上がりが悪い印象です。
車が長くなったのでホイールベースが広くなり安定感が増すからだろうな?と思っています。
ストレートが速いので比較的直線が続く場面で接近はするのですが、コーナリングの立ち上がりがよくないのでコーナー立ち上がりでまた差をつけられ、ストレートで追いつくを繰り返しているように見えました。
CIVIC TYPE Rは5ドアの車ということでレースで使われる車の大半が2ドアクーペのため、ピット作業でのドライバー交代がドアが小さいため体をぶつけまくると言っていました。。大変そうです。
トヨタのスープラや日産のZは参戦を開始して数年たつので熟成度だけで比較するとまだまだCIVIC TYPE Rはペーペーですが24年シーズン数戦良いレースを行っています。
この調子で24年こそはタイトルをとってほしいですね!
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