
こんにちは、ぽりっしゅです☀️
今回はシビックタイプR(FL5)のステアリング交換したので交換方法をまとめます。FL5型のシビックタイプRは純正ステアリングにクルコンやメータ類の操作ボタンがついていますのでステアリングを交換するにあたってアタッチメントが必要になります。
アタッチメントを利用すれば社外ステアリングに交換できますのでぜひ参考にしてください!
FL5のステアリングを交換した!
純正ステアリングが嫌いなわけではないが、歴代の車たち全てにmomoのDRIFTINGを使っていたのでFL5もステアリングを交換することにした。このハンドルは過去の車からの使い回しなので年季物だ・・

元々レーシーなインテリアなFL5だけどステアリングを交換したことでさらにレーシーになった。手が小さい筆者はステアリングの太さが純正より小さくなるのでmomoステアの方が握りやすい。さらに純正ステアより小径なので旋回時のステアリング操作がやりやすくなった。
FL5は純正ステアリングにメーター画面の操作ボタンやナビの音量調整、オートクルーズのスイッチがついている。音量調整やオートクルーズは使えなくなっても差し支えないがメーターの操作ができなくなるのは不便だ。そこで純正ステアリングについているスイッチの移設キットを使うことにした。
ステアリング交換に必要なアタッチメント
純正ステアリングについているスイッチを移設するには専用のアタッチメントが必要だ。専用アタッチメントなので我流でスイッチを移設するための部材を製作する必要はない。FL5のステアリングスイッチ移設専用アタッチメントはWorksBell様から販売されている。
通常ボス用
ショートボス用
筆者は通常ボスを使ったので通常ボス用のアタッチメントを使った。

ステアリングボスは別売りなのでスイッチ移設アタッチメントとは別で用意しよう!
ボスセットでも購入できるよ。
ステアリング交換の手順
それではステアリングの交換手順を説明していこう。必要工具はT30のトルクスと細い棒とプラスドライバーくらい。ステアリングボルトの締め付けでトルクレンチもあるといいが取り付け取り外すしに必ず必要なわけではないので自己責任で。
【作業手順】
①バッテリーのマイナス端子を外す
②ステアリングのエアバックを外す
③ステアリングを外す
④ステアリングからスイッチを外す
⑤ステアリングボス、スイッチ移設アタッチメントを取り付ける
⑥スイッチを移設
⑦ステアリングを取り付ける
⑧バッテリーのマイナス端子をつなぐ

作業前にバッテリーのマイナス端子を外すこと忘れずに!
まずはステアリングを外すところから。下記画像のようにステアリングの左右と下に3箇所小さい穴が空いている。この穴に精密ドライバーのような小さい棒を差し込み押すとステアリングの真ん中、エアバック部分のロックが外れエアバックが取り外せる。

エアバックを取り外すと背面に2つカプラがつながっているのでカプラを外す。黒い方がホーンで黄色がエアバック。

カプラを2つ外してエアバックが外れるとこんな感じ。次に真ん中にある大きいボルトを外してステアリングを外す。

このボルトはとってもかたい。大きさはT30のトルクスなのではじめよくあるサイズの六角レンチで外そうとしたらびくともしない。そこでエクステンションを使ってタイヤ交換をするときに使っているレンチを使った。このレンチを使ってもよいしょ!と力を加えてようやくステアリングのボルトが外れた。

ボルトが外れたら上の方についている白いカプラを外してステアリングを前にずらすとステアリングが外れる。

社外ステアリングにはエアバックがついていないことがほとんどのため、エアバックについていた黄色のカプラを配線処理する。ステアリングボスにエアバック配線処理用の端子が入っているので説明書に従って処理する。すごく簡単な作業なのでご安心を。この作業をしないとエアバックの警告灯がつくんじゃないか?と思う。作業後はビニールテープでぐるぐる巻きにして絶縁と異音対策。

ここからステアリングボスの取り付けに入る。ステアリングボスの台座を取り付け。

すっごいかたかったステアリングのボルトを取り付ける。説明書に締め付けトルクが記載されてるのでトルクレンチを使用する際は既定トルクで締め付け。

一旦ここで純正ステアリングからスイッチを外す作業に移る。スイッチだけでなくスイッチの配線を外すことも忘れずに。

車から外した純正ステアリングをバラバラにする。純正ステアリングの背面を見るとネジで止まっている箇所があるのでネジを外し一つずつバラしていく。スイッチは簡単に外れるが配線を外すのがちょっと大変。

スイッチと配線を純正ステアリングから外したら、まずは配線を車体側に差し込む。元の状態に戻していっていると考えてもらえばOK。

カプラを接続したらステアリングボスを引き続き取り付けていく。左右のスイッチに接続する配線を通す穴があるので左右の配線を穴に通しスイッチアタッチメントの台座を取り付ける。

左右の配線を通したら、アース電源を配線しやすいネジ穴で取り付け。筆者は左上にした。結構配線がごじゃごじゃするので大変だった・・

ステアリングスイッチアタッチメントの台座を固定するため上下にネジ穴がある。それぞれドライバーでネジの締め付けを行う。

台座を取り付けたらスイッチアタッチメントとステアリングボスを取り付ける。

スイッチアタッチメント、ステアリングボス、ホーンケーブルの接続が漏れていないことを確認したらステアリングボスにカバーをつける。一度つけると外すのが困難なので注意。

最後にステアリングボスへステアリングを取り付け、ホーンケーブルを取り付ける。

試運転でエアバックの警告灯など異常なものが点灯していないこと確認し作業完了。おおよそ1時間程度の作業時間。
まとめ
今回はFL5型シビックタイプRのステアリング交換の手順をまとめました。元々レーシーなインテリアですがステアリングを交換することでサレにレーシーな雰囲気が増しました。筆者は手が小さいため小径でかつ太さも短いmomoステアが好みでしたので非常に満足です。ステアリング交換をご検討の方はぜひ交換手順を参考にしていただければと思います!

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