今回はWRX STI (VAB)のフォグランプ化について記事にしていきます。
VABは前期型まではフォグランプが標準装備でしたが後期型からフォグランプがレスになりました。
しかし、配線は装備されていますので付けることのできる装備さえ揃えてしまえばVAB後期型にも簡単にフォグランプをつける事ができます!!
※作業は我流の部分もございますので自己責任でよろしくお願いいたします。
この記事でわかること
- なんでフォグランプをつけるの?
- フォグランプはなんのためにある?
- VABにフォグランプはつけれるの?
- どんな仕組みでフォグランプを点灯させてるの?
何でフォグランプをつけるの??
まずは根本的な問題からです。
何でフォグランプをつけるの?純正採用からなくなったのであればいらないんじゃないの?なくなったものを何で後からわざわざつけるの?
ペンちゃんのような疑問を持つ方も少なからずいらっしゃると思います。ではフォグランプは何のために装備されているのかというと‥‥
悪天候の際視界を良くするためのライトです!
なので本来は雨や雪が降っておらず、霧も出てないような天気の良い日は点灯させないのが通常です(天気の良い日はヘッドライトでまかなえると考えられているためです)。
今の時代の車はヘッドライトがものすごく明るくなっているのでフォグランプがなくても暗いなぁと感じることは全くありません。
ヘッドライトが暗い車でなければフォグランプをつけておお!明るいな!と感じることもないのではないでしょうか。
上記で書いた通り悪天候の際に効果を発揮するライトなので白色LEDとかをフォグランプにしている方はほぼ意味ないです(否定しているわけではありません)💦。
実際に濃霧とか雪の中を夜間走行をするとLEDライトは乱反射してしまいハイビームにしても前が全く見えません💦。
ハロゲン電球とか黄色のライトの方がライトがちゃんと効果を発揮しますので悪天候の際は運転しやすいです。
なので今は雪の降らない地域の方は夜間の見た目でフォグランプをつける方が多いのではないかと筆者は考えています。まぁ確かに光り物ってかっこいいですもんね。。
そのためこの記事にたどり着いた方は
- 雪が降るため必須状況としてフォグランプが必要
- 夜間の見た目をカッコ良くしたいのでフォグランプをつけたい
のどちらかで検討をしているのではないでしょうか。
ちなみに筆者は2つ目でした笑☺️。
でも3ヶ月くらいで飽きて外してしまいましたが。。
フォグランプ化計画をするにあたって用意するもの
ここからようやく本題です。
VAB後期型にフォグランプを取り付けるにあたって何が必要なのでしょうか。
フォグランプが必要なのは誰でもわかると思いますが他にも必要なものが多々あります。こちらが用意するものです。
フォグランプ化にあたって用意するもの
- フォグランプ
- フォグランプレンズ
- S4用フォグカバー
- ディマースイッチ(コラムスイッチ)
- フォグランプ接続の配線
- フォグランプリレー
以上です!意外と少ないです。
車両側のフォグランプ配線は初めから付いていますので個人的な感覚ですとすごく難しい作業はない印象です。
作業としては元々付いている部品の交換とフォグランプをつけるために部品をくっつけるくらいです。
ちなみにこの必要な部品ですがオートプロデュースA3様をみていただくと一式セットになった状態で販売されています!配線も出来上がったものをいただけるので説明書通りにつけるだけです。
オートプロデュースA3様がすごいのはしっかりとした説明書が同梱されているのです!!
説明書通りに作業するだけなので悩むことは全然ないよ!!
説明書が入っているのはとても助かりました。
オートプロデュース様利用するの結構おすすめです。
筆者はフォグランプバルブを好みの物にしたかったのでフォグランプバルブとレンズなしのセットで販売できますか?とお問い合わせをさせていただきその内容で購入しました。
説明書のおかげで取り付け3時間くらいで終わりました。
フォグランプ化計画取り付け手順
では、取り付け部品をひと通り用意できたところでどのように取り付けしていくのか書いていきます。
内装のコーナーと外装のコーナーがあります。これはどちらからやっていただいても大丈夫です。
どっちかやって次の機会にもう片方というやり方でも車の機能上問題はありませんのでじっくりやっていただくのも一つの方法です。
筆者は外装から作業しました。
バッテリーのマイナス端子外すのは忘れずに!!
外装作業1 フロントバンパー外し
フォグランプユニットを装着するため、フォグランプの配線を引き回すためにフロントバンパーを外します。外し方は以下ご参照ください。
外装作業2 フォグランプユニットを取り付ける
次に外したフロントバンパーにフォグランプユニットを装着します。
装着前
装着後
フロントバンパー左右の黒いフォグカバーを外します。
内装剥がし等を差し込んで前に引っ張れば簡単に外れます。※LEDアクセサリーライナーが装備されている場合はフォグカバーを外したらLEDアクセサリーライナーのカプラを外すのを忘れないようにしてください。(上の写真の状態)
用意してあるフォグカバーにフォグランプユニットを装着してフォグカバーをフロントバンパーに装着します。(下の写真の状態)
ここまでは外して、つけてをやるだけなのでとっても簡単です。
外装作業3 フォグランプ配線を回す
ちょっとややこしい作業になります。説明書通りに行えば全く問題ありません(現在手元に説明書がないため具体的に書けなくてすいません)💦。
配線を自作するわけではありません。
このキットで取り付けを行う場合は同梱の配線を車両カプラに差し込むだけです。
ヒューズボックスの奥にあるカプラにフォグランプ配線を差し込むため、ボンネットを開けて緑丸のヒューズボックスを開けます。
ヒューズボックスを開けた画像です。ヒューズボックス内をみる場合はだいたいここだと思いますが今回の作業ではここには用はありません。
この奥についているカプラに配線を差し込みたいです。
そのため画像の緑丸にヒューズがささっている基盤を止めているツメがあります。このツメを全て外してヒューズのささっている基盤を持ち上げて外します。
基盤を外すとヒューズボックスのエンジン側に2つカプラがついていると思います。
二つのうちの大きい方にフォグランプの電源がありますのでそこにキットに同梱されているフォグランプの配線を差し込みます。←ここが明確に何番目の場所だったかを覚えていません。💦
大事なところすいません💦。
説明書にはしっかりと記載がありますので取り付けキット購入された方はご心配なく‥‥。
配線を取り付けましたら助手席側はそのまま下に下ろすだけでフォグランプの位置に配線がきますので何も考えなくて大丈夫ですが運転席側はうまく回さないとエンジンルーム内で邪魔になってしまうかもしれません。
画像右下の黒い配線が分岐しているところがフォグランプ配線の運転席側と助手席側が分岐するところです。そこから元々フロントバンパーを回っている黒い配線に合わせて運転席側まで配線を持っていくようなイメージです。
左右それぞれ回した配線をフォグランプに接続して外装作業は終了です!!
内装作業1 ステアリングを外す
内装作業ではフォグランプを操作できるようにするためにコラムスイッチを交換する作業を行います。
ステアリングを外す手順は以下参照してください。(交換の手順ですので今回作業分は途中までです)
この記事を読んで頂ければステアリングを外すことはできると思います。ステアリングを外してからもうあとワンステップ作業があります。上下のパネルを外してコラムスイッチを交換します。※実はコラムスイッチ外すのにコツがいります!!
上下のパネルを外すのは簡単です。ステアリングを外して外したところにプラスネジがあるのでネジを外せば瞬殺です。
ネジは青丸2つです。ネジを外して上下のパネルをずらすと緑丸のあたりにコネクタがありますのでコネクタを外して赤丸のロールコネクタを外します。これを外すとコラムスイッチにエントリーできます。※ロールコネクターは動かないようにマスキングテープで固定する事は忘れずに!!
内装作業2 コラムスイッチを交換する
VABにはフォグランプがないため標準で装着されているコラムスイッチはフォグランプスイッチがありません。そのためフォグランプスイッチがあるコラムスイッチに交換をする必要があります。
コラムスイッチの外し方ですが‥ツメとかネジではありません。フックのようなもので固定されていますのでペンチで挟みながら手前に引っ張る必要があります。
取り付ける用のコラムスイッチですが緑丸のフックのようなものをペンチで挟むと金具が緩みコラムスイッチががステアリングシャフトから外れる仕組みです。
このコツさえ掴んでしまえば簡単にコラムスイッチは外せます。
コラムスイッチを外すとヘッドライト側のレバー(右側)だけでなくワイパー側のレバー(左側)も一緒に外れます。この二つはツメで固定されていますので左右を分離させて右側のやつだけフォグランプスイッチがついたタイプに変えます。
後は外したのと逆の手順で元の状態に戻します。
ここまで行えば内装作業は終わったも同然です。
内装作業3 フォグランプリレー取り付け
内装作業最後の作業です。キット同梱のフォグランプリレーを取り付けます。取り付ける入りは助手席側のグローブボックスの奥の辺りです。下から覗き込むと取り付けたい場所が見えます。作業がやりづらければグローブボックスを外しましょう。
助手席側のグローブボックスの下から上を覗いた画像です。赤丸のところにリレーを差し込みます。画像はすでに差し込んである状態です。何も難しくありません。元々空いている赤丸のところにフォグランプリレーを差し込むだけです。
これで作業終了です。
メーター内のこの位置にフォグランプ表示灯が点灯するかしっかりと確認しましょう。フォグランプは標準装備ではないですが表示灯はメーター基板についているんですね😲ちょっとびっくりしました。
VABフォグランプ化計画完了
ここまでの手順を踏んで頂ければVABのフォグランプ化計画は完了です!
個人的には外装作業のフォグランプの配線を接続するところがカプラが意外と固くて大変でしたが作業自体に難しい項目はありませんのではじめてのDIYでも時間さえあれば問題なく作業可能かなと思います。
筆者は冒頭でお伝えした通りオートプロデュースA3様のフォグランプキットを使って取り付けを行いました。
このキットを使用しなくてもこのブログで書いている取り付け部品の仕組みを完成させればフォグランプを点灯させる事は可能です。(コラムスイッチやフォグランプリレー配線はディーラーでも買えます。リレーの自作は大変なので用意する場合でもネットで探すとフォグランプ配線だけで売ってる商品もあります。)
すでに販売終了している車種ではありますがフォグランプを装備させたい!という方の参考になればと思っています。
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