新型レヴォーグ試乗レビュー(STI sport,アイサイトX編) part2

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大変お待たせいたしました。新型レヴォーグ試乗レビュー最終章です!!

今回は新型レヴォーグSTI Sport EXのアイサイトX体感編です。高速道路でしか使用できないアイサイトXなのでお店での試乗などでは中々体感する事ができないものですね。今回はそんな貴重なアイサイトXを体感するチャンスがありましたのでレビューして行こうと思います。

車自体のレビューは別記事でご覧くださいませ!

新型レヴォーグGT-Hに試乗したレビュー

新型レヴォーグSTI Sport EXに試乗したレビューpart1

では早速レビューに入って行こうと思います。

いやぁ新型レヴォーグかっこいいですね!!

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アイサイトX

アイサイトXとは

準天頂衛星「みちびき」やGPSがクルマの位置を正確にとらえ、さらに3D高精度地図データがその先の道路を把握。快適なレーンキープを実現しながら、初めてで知らない道でもカーブ前で減速したり、疲れる渋滞時のハンズオフ走行をアシストするなど、高速道路において、かつてないほど安心で快適な安全運転をサポート。ロングドライブの不安を解消します。

出典:株式会社SUBARU

のようです‥☺️。『準天衛星』とか『3D高精度マップ』とか訳のわからない言葉がたくさんありますね💦簡単に言えば

車が地球の周りを飛んでいる衛星と通信をして運転をアシストしてくれる機能

でしょうか。。これでもわからない!という方はもう単純に

すっごく性能が高いナビがあってそのナビ上を車が勝手に走ってくれる

と思っていただければあながち間違えではありません!!笑。普段使っているナビも車のGPSが準天衛星と通信をして現在地が表示されているのでシステムとしては大きく変わりませんがナビが

『高精度3Dマップ』

に変わることによって運転支援の性能が上がっているという事ですね。実際に乗って、使ってみても性能はものすごく高く車に任せっきりにできるような感覚になるほどです。(おそらく眠っていても目的地につけます😲)

→11・6インチのナビが高精度3Dマップに変わるわけではありません。車の中に搭載されているだけなので人間の目で3Dマップを見る事はできません。搭載しているナビの性能が上がっていると認識しないようにご注意下さい。 

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アイサイトXで使える機能

ではアイサイトX になると具体的には何が変わるのでしょうか。アイサイトX搭載車で使える機能

  • 渋滞時ハンズオフアシスト
  • アクティブレーンチェンジアシスト
  • カーブ前自動減速
  • 料金所前自動減速
  • ドライバー異常時対応システム

5つの機能がアイサイトX搭載車になると装備される機能です。アイサイトXの機能なので当然どれも高速道路でないと使えません。

このアイサイトXは高速道路に入って使用可能になると表示灯が点灯します。

いろいろ表示灯が点灯していますが画像赤丸の緑色表示灯がアイサイトX使用可能を知らせる表示灯です。ほぼほぼ自動運転で走行できる機能のため準天衛星からの電波を1つ受信したらすぐアイサイトXが使用できるようになる訳ではなく、電波を3つ〜5つ受信するまでは使用可能になりません。

そのため高速道路に入った瞬間からアイサイトXを作動できるわけではなくて30秒〜1分程度は待たないといけない可能性があります。※東京、大阪のような高い建物の間を走行しているような高速道路では最長受信までに5分くらいかかる場合もあるそうです。

この表示灯が緑になればあとはボタン操作は何もありません。普通に運転していれば機能が使えるときは勝手に作動しますし使えないときは作動しません。

渋滞時ハンズオフアシスト

1つ目が渋滞時ハンズオフアシストです。【渋滞時】と言葉がついている通りいつでも使用できるわけではありません。速度制限が〜50Kmまでです。

この機能が作動していない時でもレーンキープ機能は付いていますのでハンドルは勝手に動いてくれます。しかし10秒間ハンドルが握られていない状態が続くと【警告】、20秒間ハンドルが握られていない状態が続くと【機能OFF】となります。速度が50Km以内であればハンドルから手を離していても警告や機能OFFにならないですよ!というのがこの機能です。

手放しで運転ができるなんてすごいなぁと感じていましたが実際に使ってみて感じたのは、ハンドルから手を離して何をするんだ!ということです。😲それを言ったら元も子もないですが‥

今ホンダのレジェンドとかで手放し運転できますよ!とか宣伝を見ます。宣伝を見ているとすごっ!!と思います。まさに私もそうでした。手放しで車が勝手に曲がってくなんでスゲェーと思っていました。しかし実際にハンズオフ機能を使ってみるととても手持ち無沙汰になってしまい手を離しても何もすることがないことに気づきました💦

50Km以内でも手放しは結構不安です、怖いです。やはりハンドルを握っていた方が安心できます。まぁここは慣れの問題でしょうけど。

よく考えてみてください!運転中手放しできても何もしないですよ!ご飯食べるくらいでしょうか(^^)。それを考えたときにこの機能よりは次にご説明するアクティブレーンチェンジの方がすごく役に立つ!と感じました。

アクティブレーンチェンジ

ウインカーを操作するだけで勝手にレーンチェンジをしてくれる機能です。私はこの機能が1番魅力的に感じました。たぶん人間が運転しているより車線変更が上手です笑😲。それはそうでしょう、システムを設計するときにスバルの車両開発ドライバーの方すごい数の方が運転するラインの平均値を読み込ませているらしいのですごく自然な動き方をしてくれる設定になっているようです。さすがですね。。

車線変更を行って車が来ていれば大惨事なのでこの機能は作動条件がとても幅広く設定されています。

  1. エンジンをかけてから1度でもSRVD(後側方支援機能)が作動している事
  2. 車線を認識している事
  3. 車が接近していない事

を満たしていないと機能が作動しません。①に関しては故障していないかの確認なので故障以外でこれが引っかかることは無いと思います。②、③は以下画像でご説明します。

画像に3本線があるのはお分かりでしょうか?右から車の左右にある青色の線はレーンキープ中証明で青色になっていますが走行している車線の左右の線は見えていますよ!という状態です。

画像のタイミングでは追い越し車線を走行していましたので左側に白線が表示されています。これは左側にはアクティブレーンチェンジを使うことができます!という状態です。3車線の高速道路であれば右側にも白線が表示されて右にも機能が使えるようになります。

※この機能優秀で車線変更禁止の黄線であれば認識していない状態になりますし、工事中で車線が封鎖されている場合でも車線として認識をしないようになっています。

この画像の状態であれば②もクリアしています。

では最後に③です。画像赤丸で囲ってある扇型のマーク。これが車が来ています!という事を知らせる表示です。故にこの状態では③をクリアしていないため機能は作動しません。実際に感じたのは結構遠い距離でもしっかりと認識していますのでだいぶ安心してレーンチェンジを利用することができるのではないかなと思います。

またウインカーを出してから1秒間周りを監視して1秒経っても状態が変わらなければレーンチェンジが作動する流れなのでウインカー出したそのときは扇型のマークが出ていなくても1秒間で後ろの車が接近していれば機能は作動しません。

この辺が慣れるまではちょっとややこしいです。しかしカーブ中でも滑らかに車線変更してくれる性能や追い越し車線から走行車線に戻るときすぐ前に車がいれば減速しながら車線変更をしてくれる性能の高さは圧巻です!ぜひ皆様に1度使用していただきたい機能です。

カーブ前減速

カーブに差し掛かると自動的に減速をしてくれる機能です。(この機能と料金所前減速は写真を撮り忘れました💦)今までのクルーズコントロールであればカーブで曲がりきれないときは機能がOFFになりドライバーが自分でブレーキを踏んでハンドル操作をしなければいけませんでした。

しかし今回のカーブ前減速が搭載した事で設定速度で曲がりきれないカーブに差し掛かっても車が勝手に曲がれる速度まで減速をしてくれてカーブを曲がっていくという走行をするようになりました!これ、地味にすごくいい機能ですね!!ハンズフリーではありませんがほぼ自動運転と同じ動作ですね。

かつ今回のレヴォーグは車のでき自体がとても良いので結構早い速度でカーブを曲がっていきます。運転得意でない方とか運転に慣れていない方だと自分でブレーキを踏んでしまうのではないか??というくらい早い速度でクルコンが作動しながらカーブを曲がって行くことが可能になっています。初めはスリル満点です笑😲。

今までのツーリングアシストではそこ(カーブ前)だけは操作が必要でしたのでそこの煩わしさがなくなるだけでも車を乗り換える理由になるのではないかなと感じます。

この機能が作動するとメーター内に黄色と黒のクネクネ道ですよという表示灯が表示されます。

ぽりっしゅはこの機能と1つ前のアクティブレーンチェンジの2つの機能にべたボレしました。長距離運転が驚くほど快適になるんじゃないかと感じてしまいました!

料金所前減速

高速道路出口の前で約30km位まで速度が減速してくれる機能です。正直なところこの機能だけ単体で使う事はないと思います。料金所まで自分の運転で到達していればおそらく自分でブレーキを踏みますよね!?料金所まで来て突然そこでブレーキ踏まずに車に任せる運転の仕方はたぶんですがしないのではないかなあと思っています。

では使うタイミングはというとアイサイトXを使ったまま料金所まで到達した場合でしょう!流れは

高速道路走行中アイサイトXで走行していた→車線変更して出口の車線に入った→カーブ前減速が作動して料金所までのカーブを曲がれる速度まで減速して走行してくれる→料金所に達して料金所前減速が作動する

みたいな場面ではないでしょうか。←完全なるぽりっしゅの偏見です。💦料金所から出た途端にアイサイトXはOFFになりますのでお気をつけください。

この機能は作動するとメーター内に「料金所」という表示が出ます。すごくわかりやすいです。

ドライバー異常時対応システム

快適機能ではなく緊急時に作動する機能です。ドライバーモニタリングシステムで監視していてドライバーに注意を促しても変化がない場合に「クラクション」と「ハザード」をたいて緊急停止するシステムです。

万が一急変で車内で体調不良を起こした場合でも事故を防ぐことができますので持病をお持ちの方や高齢の方でも安心してお車を使っていただける機能ではないでしょうか。

しかしながらお世話にはなりたくない機能ではございます。その辺まで考えて作られている車ということですね。

試乗を通して感じた事

では最後にぽりっしゅが試乗を通して感じたことです。

むちゃくちゃいい車である

アイサイトXは素晴らしい

です👏🏻👏🏻。誰でも言える感想ですね…はい。いやあでも本当に言葉が出ないほどすごくいい車に仕上がっているなあと感じました。高速を100kmくらいの速度で走っても全く速度感を感じさせない安定感と静粛性。そこに車の味付けをボタン1つで変更ができるドライブモードセレクト。疲れた時には車に任せる事ができるアイサイトX。

全く非の打ち所がない車じゃないですか!!

前評判が高かった理由が有り余るほど分かります!これは誰が乗ってもいい車だ!と感じる出来の良い車ですよ。

その中でも途中で書きましたが「アクティブレーンチェンジアシスト」と「カーブ前減速」は高速移動を格段に快適にしてくれる機能だと感じました。この機能がついていれば北は北海道南は鹿児島までガソリンが許す範囲でどこまででも行けると思いますΣ(゚д゚;)

大袈裟じゃないです!それだけすごい性能という事です!

是非1度皆様も体感してみてください。

しかしかっこいい〜ですねえ〜

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