新型レヴォーグ試乗レビュー(STI sport,アイサイトX編) part1

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今回は新型レヴォーグのSTIsportの試乗レビューかつ高速試乗でのアイサイトXの使用レビューを記事にしていこうと思います。(part1ではSTIsportの試乗レビューがメインなのでアイサイトxには触れていません。アイサイトxは次回書く記事でレビューする予定です)

前回書いたレヴォーグGT–Hの試乗レビューはコチラから

こちらの記事では前評判が非常に高かったレヴォーグに1番初めに試乗した時の感想を記事にしています。前回の試乗車は「GT-H」でしたが今回は「STIsport EX 」に試乗しました。

控えめに言ってもすごくいい車です!!では1つずつ感じたことを書いていきます。

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新型レヴォーグSTIsport

まずSTIsportとは他のグレードと違って内装にボルドーカラーが使用されていたりドライブモードセレクトがあったり電子制御ダンパーが装着されていたりと通常グレードでも問題ないレヴォーグがさらに上級に変わるグレードです。

パッとわかる機能面では先程記した①ドライブモードセレクトと②電子制御ダンパーくらいの違いではありますがこの2つが非常に大きな車の違いを表現している装備なのでたった2つと捉えるのではなく2つも異なる!と考えた方が良いです。

ではSTIsportに乗って感じた通常グレードとの違いとこれらの装備の特徴をレビューしていきます!

ドライブモードセレクト

車の様々な仕組みを自分の好みに変更することができるシステムです。5つのモードが選択できます。具体的には

具体的には上記画像の設定変更が可能です。今までのスバル車やSTIグレード以外のレヴォーグではパワーユニットの切り替えしか設定がありませんがSTIsportのドライブモードセレクトでは

  • パワーユニット
  • ステアリング
  • サスペンション
  • AWD
  • EyeSight
  • エアコン

以上6つの設定を切り替える事ができます。かつそれぞれに何段階か設定がありますのでその組み合わせで同じ車でも全く味の違った車に仕上げることができるのです!!😲さらに具体的にしますと

  • パワーユニット(3段階)
  • ステアリング(3段階)
  • サスペンション(3段階)
  • AWD(2段階)
  • EyeSight(4段階)
  • エアコン(2段階)

の設定があります(上記画像の通り)。んん〜?5つのモードがあって、6つの設定があって、それぞれに何段階か設定がある。。。なんかよくわからないという方多いのではないでしょうか‥。ぽりっしゅも初めはよくわかりませんでした。

簡単にまとめると5つの決められたモード(comfort、normal、sport、sport+、individual)を切り替えるとそれぞれに割り振られている6つの設定の各段階に勝手に変わるというイメージです。なので6つの設定の各段階は個人では選べません。※インディビジュアルだけは例外です。自分の好きなように設定をランダムに変更できるモードです。

実際に使ってみるとcomfortとsport+では乗り心地や車の挙動が全く異なります。驚く程異なります。今まではこれだけ車の味付けを変えるには足回りを交換したり等部品を変えなければならなかったので部品交換する事なく1台でかつボタン1つで変更できてしまうのはすごい装備だと感じました。これなら乗り心地が悪い!という奥様も満足出来てご主人もガツガツスポーツ走行することができますね!それを考えると本当に素晴らしい装備ですね😲※ちなみに通常グレードはドライブモードセレクトでいうとnormalくらいの設定らしいです。

この機能だけでもSTIsportにする価値は充分にありますね!

【参考】

それぞれのモードで設定がどうなるかを記載しておきます。

comfortモードの設定

  • パワーユニット(iモード)
  • ステアリング(comfort)
  • サスペンション(comfort)
  • AWD(normal)
  • Eyesight(comfort)
  • エアコン(mild)

だいぶマイルドな乗り心地になりそうですね。実際にそうでした。すごくやわやわな印象です。奥様モードと呼ばれるだけの事はありますね。気を張らずにゆったり乗れるモードです。

normalモードの設定

  • パワーユニット(iモード)
  • ステアリング(normal)
  • サスペンション(normal)
  • AWD(normal)
  • EyeSight(standart)
  • エアコン(normal)

通常モードです。STIsprot以外はこのモードくらいのセッティングです。まぁ普通かなという感じです。

sportモードの設定

  • パワーユニット(sモード)
  • ステアリング(normal)
  • サスペンション(normal)
  • AWD(ノーマル)
  • EyeSight(dynamic)
  • エアコン(normal)

パワーユニットだけが少しヤンチャになる感覚です。通常グレードのSモードのようなイメージです。個人の感想だとこのSモードと先ほどのnormalモードは通常グレードと大差ないように感じます。ぽりっしゅとしては使うタイミングが見つかりませんでした💦

sport+モードの設定

  • パワーユニット(S♯モード)
  • ステアリング( sport)
  • サスペンション( sport)
  • AWD( sport)
  • EyeSight(dynamic)
  • エアコン(normal)

ガチガチキビキビモードです。スポーツカーに乗っている感覚になります。アクセル踏んだ時の加速感、ハンドルの重みが全く異なります。おそらく乗っていただければ誰でもわかるくらい他のモードとは違いがあります!これだけのガチガチなスポーツカーモードと奥様モードのようなコンフォートをボタン1つで実現できてしまうのは感動ものです!

individualモードの設定

このモードは個人で6つの設定の各段階を好みで設定できるモードです。パワーユニットはS♯、ステアリングやサスペンションはやわやわという設定も作れます。逆も然り。いろいろ変えれますのでくる好きにはたまらない楽しくなるモードですね!

ドライバーモニタリングシステムが装備されているグレードであれば登録した人が乗り込むとその方が設定したindividualに自動で切り替えてくれます。

以上5つの走行モードです。何回も車に乗って色々なモードを試してみたくなりますね!1台の車でも何台も持っている感覚になれそうです。☺️

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電子制御ダンパー

今までレヴォーグの上級グレードに装備されていたビルシュタインは今回から廃止となりSTIsprotにはZF製の電子制御ダンパーが装着されています。電子制御なので当然乗り心地はものすごく上質です。段差を越えた時の振動の入力され方が通常グレードと全く異なります。車が揺れない感覚です。乗り物酔いしてしまう方は酔いがなくなるのではないかなぁと感じます。

相乗効果なのが車の静粛性が格段に上がっていて通常グレードとも全く違います。理由が電子制御にすることによってメカニカルノイズが大きくなるためそれを消すためにボンネット含め消音材が多めに使われているそうです。その結果エンジン音やロードノイズも消され静粛性が格段に上がっています。

乗り心地と静粛性が格段に上がっていてスポーティな車という印象を感じさせないような上質さが表現されている車だなぁと乗ってすぐ感じる事ができます。同サイズくらいの欧州車に比べても引けを取らないのではないかと考えています。

【補足】

上記説明しましたドライブモードセレクトの中のサスペンションの設定ですが電子制御で単純に足回りの硬さが変わるわけではありません。では何が変わるかと言いますと電子制御調整の減衰力上限が上がる違いです。

※減衰力とは‥足回りの硬さの調整

硬さじゃん!!と思った方多いと思いますが詳しい方は気づいたのではないでしょうか。そう電子制御で減衰力の上限が変わるので高速道路とか山道をドライブしている時は違いを感じると思いますが一般道を普通に走っている時はそんなに違いを感じません(当然ですが段差を越えた時は多少わかります)。

専用インテリア(STI sport)

STI sportは他のグレードと異なり専用のインテリアが用意されています。

専用のボルドーカラーが用いられたインテリアです。かっこいですね!インパネにもレッドステッチがあしらわれています(シートは本革シートのみ、ステッチカラーはGT-Hでブルー)。色使いなどは個人の好みが大きいと思いますがぽりっしゅ的にはレッド基調の方がスポーティーな雰囲気がでて好印象です!内装でグレードを選ぶ方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

最後に

今回の記事ではSTI sportならではの装備をお伝えする記事を書きました。実際に乗ってみると1台でここまで乗っている感覚を変える事ができるんだ😲と感動してしまいました。。

大げさではなく本当に全く乗っている感覚がコンフォートとスポーツ+では異なります。これは皆様にもぜひ体感していただきたい部分ですしマイカーとして使われている方もたくさんセッティングの変更があれば飽きずに長年乗り続けられるのではないかと感じます。

そろそろ街中で見かけることも出てくるかと思いますので楽しみにしています!次回の記事ではアイサイトxの試乗レビューを書いていきますので少々お待ちください。

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