デッドニング作業って難しいと思いますか?自分ではできないと思いますか?
いえいえ
全然そんなことはありません!!
狭いところに手を突っ込んだり,やらないといけないことは確かに多いので時間はかかるかもしれませんが
行う作業自体に難しい作業は全くありません。恐らく誰でもできます。車好きならば1度は考えるであろう車いじり。
デッドニング自分でやったよ!
そんな自慢をしたい方はぜひこの記事をご覧下さい笑
この記事でわかること
- エーモンデッドニングキット(音楽計画)
- デッドニングのやり方
- 自分でデッドニングってできるの?
- DIYデッドニングの手順
難しい作業はないので時間さえ確保できれば誰でもできるよ!
車いじりにチャレンジしてみたい方の入門編としてはいい項目かもしれないね!
エーモンさんのデッドニングキット(音楽計画)
デッドニングするためには当然部品が必要です。必要なものといえば
- 吸音材
- 防振材
- アルミテープ
- ヘラ
などなど・・・細かいもので大きなハサミとかもあると楽ですね。
デッドニングは工作みたいなものです。なにか特別な工具が必要なわけではありませんが工作する時に使っていたようなものはあると楽です。
集めるの大変だなあ〜。
そう思っているあなた、実はすごくいいデッドニングキットが売ってるのです!
これです。amazonで販売されている商品です。DIY用の部品を多数取り扱っているエーモンさんが販売している【音楽計画】という商品です。
頼むとこんな感じで届きます。
この商品にはデットニングに必要な工具と部品が一通り同梱されています。値段も大変抑えられており,工具も全部揃いすごくおすすめの商品です。効果も全く問題ありません。
エーモンさんのデッドニングキットを購入すればデッドニングするために必要な道具は全て手に入るよ!
筆者が使用したのは【ドア4枚用】ですが,ドア2枚用や一部部品だけという販売もしています。
用途に合わせて必要な物を選ぶことができるようになっています。
音楽計画について詳しく知りたい方は別記事で
効果が問題なくて値段も安いなら使ってみる価値しかないね!
デッドニング検討中の方はこの商品オススメだよ!
デッドニング手順
ではここから本題です。デッドニングをするための手順を1つずつ説明していきます。
何度も言う通り時間はかかるかもしれませんが作業自体は難しいことはありません。単純作業の繰り返しです。
手順としては
- ドア内張外し
- プチルゴム剥がし(コツ掴むまで大変)
- 防振材貼り付けPart1(時間かかる)
- 吸音材貼り付け
- ホール埋め
- 防振材貼り付けPart2
- 原状回復
以上7工程です。
工程3がべらぼうに時間がかかる印象です。私自身手が太いので狭い所に手を突っ込むのが大変だったので手が細い方はそんなに大変じゃないかもしれません。
ではこれ以降で工程を1つずつ説明していきます!
ドア内張外し
1つ目の手順は【ドアの内張外し】です。
この作業は特に難しいものではありません。簡単にいえば付いているものを外すだけです。
メーカー・車種によって違いはあると思いますが,私のスバル車であればクリップ?のようなものでとまっているだけなのですぐ外れます。
写真は運転席ですが4枚ドアとも内張りを外す時に行うことは同じです。
まずは緑丸の所にネジが1つずつ付いてますので蓋になっている箇所を開けて中に付いているネジを外します。
ネジを外せばあとはクリップだけなので赤丸のどちらか(この辺が1番空間があると思います)に内張りはがしなどを差し込み手前に引っ張ります。
手前に引っ張ると
ゴンッ!!
という音とともに内張りはがしを入れた部分がドアパネルから外れます。ドアパネルから外れた部分に手を差し込み全てのクリップを外します。
クリップが外れたら内張りを上に持ち上げてガラスのところに引っかかっている内張りを外します。
※まだ外れませんのでご注意ください
ここまできたらドアに直接くっついてるわけではありませんがパワーウィンドウのカプラとドアヒンジの配線が繋がっています。
外れた内張りの内側を見てくっついている配線2つを外せばOKです。ドアヒンジの配線はドアヒンジを開ける方向に動かしながら配線を引っ張ると簡単に外れます。
※2つの配線の詳細は下の画像に載っています。
この作業は内張りを外すだけだから難しいことは何もないね!
プチルゴム剥がし
2つ目の手順が【プチルゴム剥がし】です。※スピーカー本体も外します。
慣れれば問題ありませんが,慣れるまでは結構大変です。プチルゴム強敵です笑
この工程ですがメインの目的はドアの真ん中に張り巡らされているビニールを剥がすための作業です。
しかしこのビニールがプチルゴムで付いているのでプチルゴム剥がしという手順にしました。
ちなみに真ん中辺りにある2つの線がドアのヒンジ配線,下に垂れているカプラがパワーウィンドウの配線です。
プチルゴムがどれかというとビニールの周り,数cm内側に黒い線のようなものは見えますでしょうか。この黒い線がプチルゴムです。
ビニールはプチルゴムでドアパネルに接着してあります。
このプチルゴム手で触ると大変なことになるので(害ではありませんが黒いのが何日間か取れなくなります)なるだけビニールにくっついてくるように努力してビニールを外しましょう。
努力してもプチルゴム全部をビニールと一緒に剥がすのは無理だと思うので残ったプチルゴムを剥がしたビニールに押し付けてプチルゴムを剥がしていきましょう。
前側2枚作業し終えた後にその方法に気づいた私は後ろ側2枚用の作業時はべらぼうに手の汚れ&時間が短縮しました。
音楽計画の同梱品にプチルゴム剥がし用のヘラが入っていましたがなんの効果も発揮しませんでした。
プチルゴム含むシール剥がし剤という名のものがホームセンターとかには売っていますが買わないと剥がれないわけではないので個人的にはやっぱり外したビニールを押し付けてプチルゴム剥がす方法がいいと思います。
ほんっっっとうにプチルゴムが頑固で取れないよ!って方はぷちるゴム剥がしなるものがホームセンターとかに売っています!
あと最後は画像左下にあるスピーカー本体もネジ3本でとまっているだけなので外しておきましょう。
【参考】
こんな感じになるまで付いているものを外しましょう。※この画像は防振材とかが既に貼ってあります。
この手順で防振剤と吸音材をぺたぺた貼り付けるために付いてるものを全部外すよ!
次の工程から色々ぺたぺた貼っていくよ!
防振材貼り付けPart1
3つ目の工程が防振材貼り付けPart1です。
ホールの中に貼り付ける防振材と手前のパネルに貼る防振材があるのでPart1とPart2で分けています。
なのでこの工程は内側です。狭いとこもあるので手を入れるのが大変です。貼ると写真のような状態になります。
クッションみたいなのが次の工程で説明する【吸音材】でその下に貼ってある銀色のやつが【防振材】だよ!
ホール内に貼る防振材には2種類あります。1種類目は吸音材の下準備として貼り付ける防振材。2種類目はドアのビームに貼り付ける防振材です。
※ビームとはボディ剛性の確保のためにドア内側に付いてるものをと思ってもらえれば大丈夫です。
写真で説明するとこれです。
ホールの中,ドアの1番奥のパネルに付いている横に長い棒のようなものがビームです。
ビームに貼り付ける防振材は初めから長方形の形をしていますのでそのまま貼り付ければOKです。
吸音材の下地になる防振材は元々はとても大きい形なのでそれを貼り付けるサイズにハサミで切ってドアにぺたぺた貼っていきます。
貼り付けた防振材の周りにアルミテープを貼っていきます。←手が入りにくいところに防振材を貼るとアルミテープ貼りが大変です。
また、あらかじめ吸音材と防振材を合わせて切り取っておいた方がいいです。
理由は吸音材のがおっきくなっちゃった!!
等のサイズズレが少なく済むと思うので合わせて吸音材も切り取っておきましょう。
車によって貼り付けることができるスペースは異なると思うので実際に見てから切り取った方がいいです。
ここまでやるだけでもドアを叩いた時の【コンコン】という音が全く異なるよ!
効果が出ると楽しくなってくるよね!
吸音材貼り付け
4つ目の工程が吸音材貼り付けです。
この工程では3つ目の工程で貼り付けた防振材の上に吸音材を貼り付けていきます。
あと、スピーカーの後ろにも吸音材を貼り付けます。
防振材と同じ形をとった吸音材を貼り付けるだけなので全然難しくありません。
なのでこの工程はサラッと流していきます。
この工程が終わると3つ目の工程のところで貼ってある画像のような状態になるよ!
ホール埋め
5つ目の工程がホールの穴埋めです。
工作が苦手な人とかは大変かもしれません。何故かと言うと元々空いている穴を埋めるサイズの吸音材を作るために型紙を作らないといけません。
音楽計画に付属している透明の用紙をドアにあてて,マジックペンとかで穴の形を型取りそのサイズに合わせた吸音材を作ります。
型どったサイズが違っていると大きすぎて変なところに当たってしまったり,小さすぎて穴が埋まらなかったりと結構大変な思いをします。
ホール埋めを行うと画像のような状態になります。鍵の施錠&解錠の配線だけは防振材を通さないといけませんので隅っこから配線するか真ん中に穴を開けて通さないといけません。
防振材の周りは付属のアルミテープでぺたぺた貼ります。
私がアルミテープ使いすぎなだけかもしれませんが,付属しているアルミテープだけでは足りませんでした。
この工程は型取りするのが難しいだけで型取りさえ上手く出来ればあとは貼るだけだよ!
防振材貼り付けPart2
6つ目工程が防振材貼り付けPart2です。
ホールの穴埋めが終わったら室内側のドアパネルにもだいたいカードサイズくらいの防振材をぺたぺた貼ります。
この防振材を貼る場所は決まっていません。ホールの穴埋めが終わった段階で室内側のドアパネルのあらゆる所をノックしてみて比較的響く所(振動する所)に防振材を貼ります。
そのため車種によって全く貼る場所は異なってきます。私の車では画像のように6箇所貼りました。付属の防振材は確か1ドア5枚だったと思います。
では6枚目をどうしたのかというと他のドア分のやつをパクったのではなく,ホール埋め用の防振材がだいぶ余りましたのでそれを小さく切って防振材Part2として使いました。
ここまで完了すればデッドニングとしての作業は終了です。
作業としてはもう後片付けだけだよ!防振材をヘラ等で圧着することを忘れずにね!
原状回復
最後7つ目の工程は原状回復です。
外したスピーカーを取り付けて,外したドア内張りを取り付けます。この2つは何も考えずにつけるだけなので楽勝でしょう。
ドアの内張は上からはめ込まないとダメだよ!
外す時も周りのクリップ外してから上に外したよね|・ω・`)フムフム
ガラスの所(上)を先に引っ掛けて周りをボンボン叩いて取り付けてね!
ちょっとやっかいなのがドアロックの配線です。元々ちょっと硬めの配線ですが防振材で配線が抜ける所を固定しているので配線がほぼ動きません。
配線の抜ける箇所に遊びを作っておくか,それが嫌ならドア内張取り付けを2人で行う必要があると思います。
たぶん配線を完全固定してしまうとひとりじゃ無理かなあ??と感じました。
付け方は外した時と同じ手順でドアノブを引きながらでないと配線が中に入りませんので片手でドアノブを引きながらもう片方で配線を挿入します。
少しクセがありますので初めてやる人は大変かもしれません!
外したものを全てつけ終われば作業完了だよ!
お疲れ様だね( *˙ω˙*)و グッ!
まとめ
デッドニング作業工程を説明しましたがいかがでしたでしょうか。難しいなあと思いましたか?こんなもんか!と感じたでしょうか?
途中でも触れていますが作業工程の中で専門的な知識が必要な作業や特別難しい作業はありませんので時間さえあれば誰でも作業できると思います。
まずは半日くらい予定して前2つだけやってみるとかでいいんじゃないでしょうか。
車好きにはたまらない車いじりです。みなさんもぜひやってみて下さい!
今回使用したもの【エーモン製デッドニングキット,音楽計画】
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