こんにちは、ぽりっしゅです!
鈴鹿サーキットでレース観戦する際の座る席ごとの見え方を解説するよ!
鈴鹿サーキットでレース観戦をする時皆様はどの席で観戦しますか?野球観戦やサッカー観戦のようにどの席からも全体が視認できるスポーツ観戦と異なり、サーキットでのレース観戦は自分の座った席から視認できる範囲はコース全体のほんの一部です。
従って座る位置によってレースの見え方が大きく変わるのです。
この記事でわかること
- 鈴鹿サーキットの観戦スポット
- 鈴鹿サーキットでのレース観戦はどこで見るのがいい?
- レース観戦は座る席が重要
レース観戦はどこで見るかで楽しさが変わる
レース観戦は座る席が非常に重要だと考えています。それは上述の通りサーキットでは座っている場所からコース全体を視認できる席は存在せず、観戦席から視認できるのはコースの一部だけだからです。
鈴鹿サーキットは1周約5キロほどあるので座っている場所からコース全体が視認できないのは納得だね。
レースのどんなシーンを見たいかでも座る場所のオススメが変わります!
例えば・・・
- 速く走る車をみたい
- ピット作業を見たい
- 抜くところを見たい
- 近くで車を見たい
などなど、観戦場所によってレースの見え方が大きく異なります。
レース中に席を移動して色々なところで観戦するのもありだね!
レースによっては全席自由席だけど、基本的には指定席があるレースが大半だから移動する場合も自由席での移動だね。
各観戦場所によってどのようにレースが見えるのかそれぞれ解説します。
各観戦スポットの筆者評価
- メインストレート(V1、V2席):B
- メインストレートエンド(A席):A
- 第1コーナー〜第2コーナー(B席):A+
- S字:A
- 逆バンク:B(写真撮影はA)
- ダンロップ〜デグナー:D
- 立体交差:C
- ヘアピン(I席):B+
- スプーン:D (写真撮影はA)
- 西ストレート:D
- 日立アステモシケイン(Q席):A
- 最終コーナー(R〜S席):B
鈴鹿サーキットの主な観戦スポット
鈴鹿サーキットは基本的にコースのどの箇所からでも観戦することができます。しかし、グランドスタンドや1コーナー、最終コーナーは9割型のレースで指定席になっていますので誰でも座れる席ではありません。
一部のレースでは全席自由席だよ!
観戦スポットとなるのは上記画像のコース上に黄緑色の印があるスポット名が記載ある場所が観戦スポットです。
筆者は観戦なら第1コーナー、第2コーナー、S字辺りで写真撮影ならヘアピン、逆バンクがオススメだと思っています!
それぞれの観戦スポットを画像ともに紹介します。
メインストレート
レース観戦といえばメインストレート!と考える人が1番多いのではないでしょうか。メインストレートは野球でいえばホームベース裏、サッカーでいえばゴール裏の位置に値する場所だと思います。
メインストレートはV1、V2という指定席になっていることが大半です。(赤字のVの印)SUPERGTだとメインストレートの席にチーム応援席が設けられています。
V1の1コーナーよりからの見え方
V2の1コーナーよりからの見え方
V1が下の方、V2が上の方だよ!
グランドスタンドにはピットタワーの上にモニターが用意されています。モニターの設置有無は非常に重要です。
レース観戦では自分の座っている位置からは視認できる範囲しか見ることが出来ないため、コースの大半が見えていないことになります。そのため、レースがどのような展開になっているのか把握するすべがなく、モニターがせってされている席だとレースの状況を確認することができるからです。
サーキット内全てで場内実況のラジオが聞けるからモニターがない席でもレース状況を確認する方法はあるよ!
メインストレートはモニターが設置されていることやピットが見える利点がありますが、ただ車がまっすぐ走るだけなので意外にも筆者的にはあまり面白くない観戦スポットです。
しかし、レース前に車が整列するところとレース開始時のスタート、レース終了時のゴールを全て目の前で見ることができます。
筆者評価 B
グランドスタンドよりもさらに1コーナー側からの見た目。赤字のA席の位置です。ピットアウトする車が目の前で見れます。
ストレートエンドのブレーキングポイントなのでコース全体で1番速度が出ている状態の車を見ることができます。グランドスタンドからは離れますがグランドスタンド側に座ればモニターも見えますし、左側を見ればブレーキングバトルも見えるのでグランドスタンドスタンドよりもオススメ。
筆者評価 A
1コーナー〜2コーナー
1コーナー〜2コーナーの観戦スポットです。筆者が1番オススメしたい場所がここです。
メインストレートから走ってくる車1コーナーの立ち上がりからS字に侵入していく所までを見ることができます。
ストレートエンドのブレーキングバトルとストレートエンドで並んでS字侵入までのバトルを見れるよ!
ここでの争いは激しいから楽しいよ!
画像にはモニターが設置されていませんがF1やSUPERGTのようなビッグイベントのレースは1コーナーにもモニターが設置されます。
B席2コーナー側の席。この席は指定席になっていることが大半です。
写真もまあまあキレイに撮れます。
2コーナーの真ん中辺り。この席は基本的には自由席です。指定席になるのはほぼ全席指定のF1くらいです。
指定席のB席に比べると遠いですが、第2コーナーの自由席でもキレイな写真は撮れます。超望遠レンズがあれば全く問題ありません。この画像は300mmのレンズで撮影しています。
筆者はこの辺りで観戦するのが1番だと思っています。
筆者評価 A+
S字〜逆バンク
S字〜逆バンクエリアです。座席がたくさんありS席〜逆バンクの中でも座る場所によって見え方が大きく異なります。
第2コーナー〜S字1個目のエリア。この席は第1コーナーまで見渡せるのでオススメ。S字側も2個目の進入まで視認できます。
1個目のS字進入後の場所。
S字2個目立ち上がり。車が向かってくる状態で視認できるので非常に見応えがあります。ペースが作れていないとこの辺りで追い越しがあるのでそこもまた楽しいスポットである所以。
車までの距離も近いので写真撮影する方にもおすすめスポット。この座席にはカメラマンがたくさんいます。
画像は300mmレンズで撮影。
逆バンクを後ろから撮影。上記の画像撮影場所と座席は同じ位置。
逆バンクの座席。この辺りは標高が高いのでうっすらとメインストレートエンドと1コーナーが見えます。晴れていると海まで見えるので景色がとてもよい席です。
場所によってはグランドスタンドのピットタワーに設置しあるモニターを見ることができます。
筆者評価 A〜B
nippoコーナー〜デグナー〜立体交差下
nippoコーナー(旧ダンロップコーナー)〜デグナーと鈴鹿サーキット名物の立体交差です。
本音は・・この場所で観戦する理由が見い出せない。です。
強いてあげるのであれば、nippoコーナーは車を近くで見ることができます。立体交差はほかのサーキットでは見ることができない作りなので、上と下を走っている車を同時に見れるのは鈴鹿サーキットならではです。
立体交差の画像。右回りと左回りが混在する鈴鹿サーキットならではの作りです。
立体交差を抜けてきた車を上から撮影。
コースはnippoコーナー→デグナー→立体交差の順で走行しますが、観戦スポットはnippoコーナーから立体交差へは繋がっていません。nippoコーナーはS字〜逆バンク席から延長上にありますが立体交差の席に行くには最終コーナー側の席から向かう必要があります。
また、逆バンクでは観戦できません。
筆者評価 C〜D
ヘアピン
次はヘアピンコーナーです。筆者はヘアピンコーナーが鈴鹿サーキットで1番写真がカッコよく撮影出来る場所だと思っています。座席が用意されている場所(I席)は指定席になっていることが多いですが、その他の場所は芝生のあたりとかなど自由に座れます。ヘアピン進入のとこや立ち上がり点の芝生のあたりは追い抜きもあったり写真も綺麗に撮影できるのでおすすめの観戦場所です。
F1等のレースだとヘアピン侵入や奥の芝生も脇見帽子シートがネットに設置されるので写真撮影できないようになっているよ!
ヘアピン進入場所から
ヘアピン真ん中あたり。進入して来る車が正面から見れて、立ち上げっていく車もよく見える場所。
立ち上がり場所。ここが指定席のI席からの視点。ここに来るとカメラマンがたくさんいます。
ヘアピン真ん中あたりの芝生から撮影。レンズは300mm。指定席に行かずともとてもきれいに撮影できます。逆バンクからヘアピンに侵入してくる車も見れますので速度が乗ったところからのブレーキングによるシフトダウンのエンジン音も車好きにはたまりません。
立ち上がり時のシフトアップの排気音も減速時同様車好きにはたまらないビューポイントかも。ヘアピン立ち上がりを全車じっくり見ているとしっかりグリップしていたり、車がぶれていなかったり等セッティングが決まっているかどうかも確認することができます。
車の確認と写真撮影どちらの点からもオススメできる観戦スポットですが唯一ネックなのがグランドスタンドからの距離です。大人が通常速度で歩いてもヘアピンまでグランドスタンドから25分くらいかかります。
筆者評価 B+
距離が近ければ筆者評価はAです。
スプーンカーブ
鈴鹿サーキットのコースも終盤に迫ってきました。鈴鹿サーキットの中で1番遠い観戦スポットです。ヘアピンではグランドスタンドから25分くらい歩く必要がありましたが、スプーンカーブはヘアピンより10分くらいかかります。したがって、グランドスタンドからは35分くらいかかります。
往復1時間以上、、、、すごく良い運動だ。
グランドスタンドからとても遠い点を差し置けば良い観戦スポットです。開けた場所になっているのでスプーンの進入から西ストレートに向けた立ち上がりまで広い範囲を見ることができます。さらにスプーンの進入でサイドバイサイドのレースをしていればスプーンカーブで追い抜きを見ることもできます。
カメラマンにとってもスプーンの入り口はコースに近い場所で観戦できるためヘアピン並みに近くで撮影することができます。さらにヘアピンと違いスプーンではマシンの速度も出ているので流し撮りで疾走感のある写真撮影が可能です。
サーキット内に設置されている拡張機から流れている場内ラジオは問題なく途切れずに流れているの支障ありませんが、手持ちのラジオだと電波が届きにくいのかラジオが途切れることがあります。テレビでレースを見ていてもチームラジオがスプーンだと届かないことがあるとドライバーも言っていたので距離が本当に遠いんだなぁと感じます。
スプーンと次に説明する西ストレートはほぼ全席指定のF1でも唯一自由席になっているエリアです。
筆者評価 D 写真撮影はA
西ストレート〜130R
西ストレートから130Rです。
西ストレートはスプーン同様グランドスタンドから片道35分程度です。ヘアピンまではスプーンと同ルートですが、スプーンに向かう途中に分かれ道がありトンネルをくぐると西ストレートに行けます。スプーン同様F1でも自由席になっているエリアです。
すっごい遠いから自由席なんだろうなぁ〜
遠い割には・・・スプーンを立ち上がってきたマシンが一瞬で目の前を過ぎ去ってしまうのであまり面白くない観戦スポットです。西ストレートにはもう行かないかな。と思っています。
130Rは立体交差先のコースなので観戦する場所はシケインの奥です。そのためスプーンは片道35分程度かかりますが、130Rはグランドスタンドから15分ほどの箇所で観戦できます。
130Rは鈴鹿サーキットの名物コーナーです。西ストレートでスピードに乗った車がほぼノーブレーキで走行していきます。SUPER GTの500クラスだとアクセル全開のまま走り抜けていくのでコーナーではなく角度のきついストレートです。
基本的に130Rも車が走っていくだけなので追い抜きはたまにある程度です。
筆者評価
西ストレート D
130R C
シケイン〜最終コーナー
鈴鹿サーキットの最終コーナーです。メインストレートエンド並みにバトルが生まれる観戦スポットです。西ストレート〜130Rを駆け抜けてきた車がシケインでブレーキング勝負が繰り広げられます。シケインはQ席の指定席になっています。SUPER GTだと第1コーナーのB席とシケインのQ席がセットになっています。モニターも設置されているのでレースの状況も把握できます。
Q席からの写真撮影。シケインでテールトゥノーズなのでストレートでスリップを使って1コーナーで追い抜きチャンスですね。
最終コーナー(S席)からの眺め。ここからはシケインから立ち上げってきてメインストレートに入っていく車を見ることができます。
300mmのレンズを使用するとシケインを立ち上がって来る車を捉えることができます。
メインストレート立ち上がり側はこのような風景です。
目の前を走る車を撮影。
場所によってはギリギリピットタワー上のモニターが見えるのでストレート入り口の接近戦がストレートエンドでどのようになるのか確認しながらレースを楽しむことができます。
筆者評価
シケイン A
最終コーナー B
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
サーキットでのレース観戦は広いエリアなので観戦するスポットによって楽しみ方やレースの見え方が大きくことなります。1回のレースで全部を回るのはなかなか大変だと思いますのでどのようにレースを観戦したいか記事が役になったら嬉しいです!
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