新型フォレスター発売!!

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新型フォレスター「SPORT」。1.8リットル直噴ターボエンジンCB18搭載です。

10月22日に新型フォレスターが発売されました。年次改良2回目のCタイプになります。来年がBMC(ビッグマイナーチェンジ)になりそうです。ただ今回は年次改良にしては比較的大きく変更がなされています。そのへん記事にしていきます。

新型フォレスターについて

非常に活気のあるSUV市場。このSUV市場はスバルの登録車販売の半数を占める状況である。その中でも台数・収益でトップを誇るスバル・フォレスター。今回はスバル最量販車種である車のモデルチェンジですので売り上げに直で影響してくるところ。SUV市場での競争力向上のために大幅な改良が施されております。

新型フォレスターカタログ

今回の目玉

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ターボグレードの復活

なんと言っても今回の目玉はターボグレードの復活でしょう!前モデル(S J型)以来のターボモデルです。待ち望んでいる方の多かったでしょう。ただしかし一点注意が必要なのが当然ながら全く同じエンジンではないという事です。今回搭載するエンジンは先日発表された新型レヴォーグに搭載するエンジンと同じCB18と呼ばれる新型1800ターボエンジンです。そのため前型のFA20型エンジンに比べ馬力、トルク共に数値は下がっております。(^◇^;)

新型CB18→最高出力177ps、最大トルク300N.m

前型FA20→最高出力280ps、最大トルク350N.m

数値だけで比較すると全然物足りなさそうな印象を持ってしまいますが今回の新型エンジンはできが相当素晴らしいのです!

出力には及ばない部分がありますので高速道路走行中の追い越しなど比較的高い速度域からの加速感はFA20には敵わないと思いますが、日常使用する事が多い速度域(街乗り走行)程度であれば最高出力を感じる場面はほとんどないのではないかと考えます。最大トルクも排気量が大きい分FA20の方が高いですが最大トルクの出るエンジン回転数が新型のCB18の方がだいぶ低いです。(FA20→2000〜5600、CB18→1600〜3600)

前型エンジンはどんな速度域、どのようなエンジン状態でもすぐに加速していく事ができるトルクフルな仕様でしたが新型エンジンは低速域で高トルクを発生するディーゼルエンジンに近いエンジンと思っていただくとわかりやすのではないでしょうか。※自然着火ではありませんんのでほんとに雰囲気とイメージだけです。。

街乗りで扱いやすいというのはとても嬉しいですね。高速乗ったらSモードにする使い方もできますので個人的には新型エンジンで数値が下がっていても全く問題ないと考えています。ロングストローク化で低速トルクが強くなっているので下手すると街乗りでは新型エンジンの方が力を感じる事もあるかもしれないですね(O_O)

ちなみにスペアタイヤ搭載なのはターボグレードのみです。

ターボグレード以外のe-BOXER化

前型では最上級グレードのみe-BOXERでしたが今回から上級のターボグレード以外は全グレードe-BOXER搭載グレードになりました。そのためAdvance以外は平均7万くらい金額が上がっていますね。

しかしe-BOXERがもたらす乗り心地と静粛性は今までなかった車の高級感につながる部分なのでお値段以上の価値があるのではないかと考えています。

スバルの際量販車種という事で年次改良ですが力の入れ方が凄いですね!!

その他

今回よりドライバーモニタリングシステムが全車で選択できるようになりました(上級2つのグレードは標準装備です)。キーレスアクセスが全車標準装備になりました。LEDヘッドライトの意匠変更を実施(ブラックベゼルに色変更)。ステアリングヒーター&リヤシートヒーターが選択式になりました(ツーリングのみ)。

上でも書きましたがスペアタイヤ搭載はターボグレードのみです!!

グレードと価格

Touring(ツーリング)2,915,000- 税込

フォレスターのベースグレードです。ベースグレードではありますがアイサイトはついていますし、オプションのアイサイト(運転支援や視界拡張機能)も選択をすればつけれますのでこのグレードでも全く問題ありません。ただ、本革シートや大型サンルーフは付けれません。これをつけたい方はAdvance以上のグレードのみです。

フォグランプ周りの形状とホイールのデザインが他グレードと異なりますのでツーリングご検討の際は確認ください(ツーリングのみフォグランプが標準ハロゲンです)。

X-BREAK(エックスブレイク) 3,058,000- 税込

フォレスターの中でアクティブに使うことを想定して設定されているグレードです。ルーフレールが標準装備だったり、シート素材が撥水シートなっています(トランクも撥水素材でレールが付いています)。あとはなんといっても内外装のオレンジのアクセント!!ワンポイントどころか至る所にオレンジ色の部品が付いています。そこで選ぶという方の多いのではないでしょうか。

今回からX-BREAKのみ「e-アクティブシフトコントロール」が搭載されます。同時期にモデルチェンジをしているインプレッサスポーツやXVにも搭載されたのですがこれが意外と凄いんです!(XV、インプレッサスポーツはe-BOXER搭載グレード全てに装備されています)。

Sモードで走行中にカーブ前で減速をすると自動的にエンジン回転が上がって再加速時にタイムラグなくスムーズに加速できるというシステムなのですが‥回転数が上がっても車にはショック(振動)が全くないのです。MT車でいうシフトダウンがうまく決まった時、高級スポーツカーの自動でブリッキングしてくれるシステムのようなすごく自然に回転数が上がり、最加速時も本当にスムーズなのでアウトドアの道中を気持ちよく走って行けそうな感じでした。

Advance(アドバンス) 3,157,000- 税込

このグレードのみ前型と金額、装備に変更がほとんどありません。なので簡単な説明だけになりますが、本革シートを選びたい!という方はこのグレードでしが選択ができません。ブラウン内装も選べます。

SPORT(スポーツ) 3,289,000- 税込

復活のターボグレードです。内装は高級感のあるブラックで統一されておりシートの素材はウルトラスエード/本革の非常に座り心地の良い好感触のシートです。高級感ありますね。

外装はSPORTではグレーがメインとなりホイール、ドアミラー、ルーフスポイラー、シャークフィンアンテナ、リヤガーニッシュ、フォグカバーがグレーメタリック塗装です。フロントグリルはグレーではなくブラック塗装です。

最上級のスポーティーグレードという事もあり他のグレードと差別化されている点が多いですね。マフラーもデュアルマフラーになっておりリヤからの見た目も迫力がありかっこいいですね!

レヴォーグ同様CB18エンジンなので注意事項は相変わらずです。注意事項は別記事で!

ボディーカラー(全9色)

ボディカラーは前型不変の9色です。

  • クリスタルホワイト・パール(+33000-)
  • アイスシルバー・メタリック
  • マグネタイトグレー・メタリック
  • クリスタルブラック・シリカ

X-BREAKはこの4色しか選べません。これ以降はX-BREAK以外のグレードのみ選択可です。

  • ホライゾンブルー・パール
  • セピアブロンズ・メタリック
  • ジャスパグリーン・メタリック
  • ダークブルー・パール
  • クリムゾンレッド・パール(+33000-)

やっぱり買うならSPORT!!

記事を書いてみてやっぱり買うならターボグレードのSPORTでしょうか。

e-BOXERの静粛性とゆったりとした高級感のある乗り心地は惜しいところがありますがそこにも増してターボの力強いパワーとトルクが欲しいですね。特にスバル車乗っている方々は走りに拘って車を選ぶ方も多いと思いますので、本当に待ち望んでいた!という方は多いと思っています。確かにFA20よりは数値的な動力は落ちますが、街乗り向けに改良された低速トルクと高速時にはSモードを利用して走行することを考えれば新型CB18で全く問題なく使えると思いますので個人的には気になりません。実際に試乗できるのが楽しみですね。

スバル店舗への試乗車配備予定は11月中旬頃からみたいなので楽しみに待っています。

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