ステアリング交換に伴うMIDスイッチ機能の移設(スバル) 〜車好きの車いじり〜

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こんにちは🌞ぽりっしゅです!

今回は【MIDスイッチ移設】に関するブログを書きます。

MIDスイッチとはマルチインフォメーションディスプレイの操作スイッチです。

マルチインフォメーションディスプレイ操作スイッチって言われてもわからんよ!!という方は下の画像をご覧ください。

MID操作スイッチ

これです。

ハンドルの左下についているスイッチでメーターの真ん中にあるモニターを操作するボタンです。

スバル車に乗っている方は必ず1度は目にしたことがあると思います。

スバル車はステアリングを社外部品に交換する際にはこのスイッチが使用できなくなります。

なぜならMIDスイッチはステアリングのコラムからニョキっと出ていますので純正ステアリングを取り外すとMIDスイッチもくっついてくるためです。

このスイッチがなくなるとMID操作できないから困るよ!!※ほぼ皆さんそうだと思います。

ではMIDスイッチがなくなってしまうのでステアリング交換ができないかと言えばそうではありません。

ステアリング交換はできます!!

ではどのような方法でステアリングを交換するのでしょうか。

MID操作機能を移設してし前ばいいのです!!

移設って言ってもそんな簡単にできるもんじゃないんでしょ😠

これが実はとても簡単なのです😲

理由は

MID操作スイッチがステアリング裏でカプラオンしてあるだけなので配線加工やMIDスイッチの移設が容易にできるからです。

筆者がステアリングの交換をしたときは部品を1つ購入し【MIDスイッチ機能の移設】を行いました。

配線加工よりもこっちの方が楽そうだったからです‥笑。

配線加工でMID機能を移設する方法もブログには載せていますのでMIDスイッチ機能の移設を実践する方はどちらかやりやすい方法で作業していただければと思います。

この記事でわかること

  • MID操作スイッチって何?
  • ステアリングを交換するとMID操作スイッチなくなるけどスイッチ機能どうしてるの?
  • MID操作スイッチは移設or配線加工ができる?
  • 作業は難しいの?

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MID操作スイッチとは?

簡単には上述しましたがMID操作スイッチとは

スバル車についているMID(マルチインフォメーションディスプレイ)を操作するためにハンドル左下についているスイッチです。

マルチインフォメーションディスプレイとは運転席メーター内の速度計とタコメーターの真ん中にあるモニターです。

MIDでは警告音量の調整や車のシステム的な部分の操作を行うことができます。

実際にはスイッチがなくなっても走行できなくなるわけではないですが

ちょっと設定変えたいな

という時にスイッチがないと不便に思うでしょう。

MIDは最近のスバル車ならばどの車種にもついていますのでMID操作スイッチも自ずとどの車種にもついています。

しかしMIDスイッチがついているスバル車でステリングを交換するのはWRXSTIアイサイトがついていないグレードだけだと思います。

MIDがついていてアイサイトがついていないスバル車なんて数年前にちょっとあった程度だから後者の可能性はほぼないよ!

さらにはステアリングを交換する方は結構な車好きオンリーだと考えていますのでステアリング交換に伴うMID問題にぶち当たるのはほぼWRXSTIユーザーに限られると思います。

アイサイト付きの車はステアリングにクルーズコントロールの操作ボタンがついているのでおそらくステアリングを交換しようと考えることはほぼないと思います。(たぶん同じ容量で作業はできますがね)

※クルーズコントロール使わなくてもいいよ!という強者はステアリング交換するかもしれませんが‥笑

WRXSTIでもステアリングについているステアリングオーディオリモコンは使えなくなっちゃうね!
ちなみにBRZにはMID操作スイッチはついていないよ!

長々と書きましたが運転席メーターの真ん中にあるモニターを操作するボタンがハンドル左下についているMID操作スイッチです!

途中で書いた通り、WRXSTIなどでステアリングを交換する方はMID操作機能を捨ててステアリングを好みの物に交換しているのかというとそうではなく

ほぼほぼ100%何かしらの対策をとっています。

それがMID操作機能の移設or配線加工です。

どうやってMID(マルチインフォメーションディスプレイ)操作機能を移設するの?

MID(マルチインフォメーションディスプレイ)操作機能を移設するには

MID操作スイッチを移設

する方法と

配線加工

を行う方法の2パターンあります。

※筆者が知っている限りです(^◇^;)他にもあったら教えてください🤭

それぞれの方法を簡単に説明するね!

MID操作スイッチを移設する方法

1つ目がMID操作スイッチを移設する方法です。

筆者はこっちの方が簡単だと考えています。なので筆者もコチラの方法でMID操作スイッチを移設しました。

【移設】とあると純正のMID操作スイッチをどうにかして使用すると思われる方もいるかと思いますがそうではないです。

【インフォメーションスイッチ】的なものを買ってきてMID操作を行います。

純正部品ではないのでネットで調べるんだけど僕の知ってる限りで2種類あったよ!

2種類が

これと

これです。

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筆者は下の画像のインフォメーションスイッチを使っていました。

装着すると下の画像のような状態になります。

MID操作スイッチ装着後

ボタンの形状的に純正と同じ左下ではなく右下にMID操作スイッチがつきます。

装着方法は上から2枚目の画像を見ていただいて

  1. 先端がカプラになっている配線をスイッチ後部の配線通しに通す
  2. 真ん中のリングをステアリングボスに差し込みボスの太さに合わせてスイッチを取り付ける
  3. カプラ配線を純正MID操作スイッチが接続されていた箇所に接続する

以上です!

どうですか!?とっても簡単じゃないですか!?

ステアリングは外してある前提だけどね‥笑。

ステアリングの外し方がわからないよ!という方は別記事をご覧ください。

2020年12月26日 | ぽりっしゅの車ブログ
くるま好きの車のブログ
ステアリング交換(画像はbrzです、86も同様です)/

1枚目の画像のスイッチは筆者が取り付けたわけではないため完成画像だけになってしまいますが

このスイッチをつけている友人の話では

「説明書通りにやれば全然難しくなかったよ!」

と言ってましたのでほぼ同様の取付方法でないかなと思います。

次に配線加工の方法を説明しますがスイッチの移設は上述した内容だけなので絶対スイッチ買ってきてつける方が楽でオススメです。。。

配線加工によってMID機能を移設する方法

2つ目は配線加工によるMID操作機能移設の方法です。

筆者はこの方法を実践したことはありませんのでブログを書くにあたって皆様ご存知の【みんカラ】を使って実践している方を見つけましたので記事のリンクを貼っておきます。

配線加工なので物理的なスイッチは装着されません。(あ、厳密にいうとON OFFスイッチみたいなやつは装着されます)

配線加工によってMIDを操作するスイッチの機能を他のところに移設してやるイメージです。

この方法は多少知識がないと難しいね。
自信がないなぁとか不安だったら上の方法を選んだ方がいいよ!

この方法でも1つ部品を使用します。エーモンさんから販売されている

ON-ONスイッチ

って部品です。ON-OFFじゃないんだ🤭というのは置いといて、どんな部品かというと

出典:エーモン/スイッチの基本知識

こんな働きをする部品です。

3本の配線をON-ONスイッチに接続し、2つの電装品を取り付けてスイッチがONになっている方に電気を供給する働きをする部品です。

3本の配線の内訳は画像の通り

  1. ON-ONスイッチに電源を供給するACC配線など
  2. 電装品Aのプラス配線
  3. 電装品Bのプラス配線

上記のような接続です。

昼間はデイライト(電装品A)を使いたいけど、夜はフットランプ(電装品B)を使いたい。
みたいな感じの時に役に立つ感じかな!
ON-ONスイッチを切り替えるだけでいつでも電源の供給先を切り替えれるよ!

こんなんじゃわかんねーよ!という方も多いと思いうので少し具体的にしますと下の画像のようになります。

加工後の配線は画像の通りです。

オレンジ色の配線でON-ONスイッチに電源を供給し、スイッチの向いている方でMFD、MIDどちらに電気を流すか決める配線設計です。

今回の配線加工ではライトなどの電装品には使用せずON-ONスイッチの仕組みを利用してMIDの配線をMFD(マルチファンクションディスプレイ)の配線に接続します。※MFDとはナビの上についている画面です。

このように配線を加工することでMFD操作スイッチでMIDの操作も可能です。MFD、MID操作したい方にON-ONスイッチを動かしてMFDボタンを操作します。

この配線の場合でもON-ONスイッチには3本の配線を差し込む必要があります。しかし差し込む配線の種類が本来の使い方とは異なります。

3本の内訳は

  1. ON-ONスイッチ自体に電源を供給する配線(オレンジ色)☆MFDの車側の配線
  2. MFDのカプラ側の配線(緑色)
  3. MID配線に噛ませる配線(赤色)

上記の3つです。※純正MFD配線は切断する必要があります(^◇^;)

この配線が成り立つ仕組みは

  • 切断したMFD車側の配線は切断したところまでは電気が流れている…①
  • ①の配線をON-ONスイッチの電源供給に接続することでON-ONスイッチが動作する
  • 切断したMFD配線のカプラ側をON-ONスイッチに接続する…②
  • ON-ONスイッチの空白差し込み口に延長配線を差し込みMID配線に噛ませる…③
  • ON-ONスイッチの操作で②、③どちらに電気供給するか決める

この流れをとることで加工した配線は問題なく作動します。※MFD配線は必ず切断して下さい。

MFD配線は必ず切断してね!
切断するのが嫌でMFD配線をMID配線と同様に延長配線で噛ませて、ON-ONスイッチの電源供給はどこかのACC配線を持ってくるだけでは配線加工は成功しないよ!

MFD、MIDがどの配線かは不明なので先ほどリンクを貼った【みんカラ】の記事をご覧ください。申し訳ありません。

これが配線加工でMID操作スイッチ問題を乗り越える手段です。

まとめ

スバル車でステアリングを交換する際にぶち当たる【MID操作スイッチ問題】についてブログを書きました。

MID操作スイッチなくてもいい!

という方はほぼいませんのでどのようにかしてこの問題を乗り越えているわけです。

その方法を2通りお伝えしました。

【操作スイッチの移設】【配線加工】どちらがお好みでしょうか。

筆者は断然【操作スイッチの移設】の方が好みです。

楽そうだから!

それ以外に理由はありません☺️w

どちらにしてもステアリングを交換することは可能ですし、MIDも純正同様使用することができるので

「MIDが使えなくなりそうだからステアリング交換は諦める。。」

ということだけはないようにしていただきたいです!!

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