10月22日に年次改良をほどこし発表・発売された新型フォレスター(Cタイプ)。SK型になってから3年目のモデルです。別記事でも記載の通り見た目に大きな変更点はないもののターボグレードが追加されたり、ターボ以外全てe-BOXERグレードになったりと年次改良にしては比較的大きな変更がほどこされているのではないかなと考えています。
今回の記事は
- 新型フォレスターに乗って見た感想
- 新型エンジンは乗ってみるとどうなの?
上記に2点について書いています。ぜひぜひご覧ください!新型フォレスターの詳細についてはこちらから
新型フォレスターターボグレード(SPORT)
10月22日に年次改良を行いモデル3代目となるC型となったフォレスター。待望のターボグレードがようやく復活しました!エンジンは1.8リッターのターボエンジンです。グレードはSPORTといい最上級グレードに位置付けられています。え‥それって??そうなんです!
先日発表されました新型レヴォーグと同じシステムです!!!
なんと新開発のエンジンが載るという事で大きな目玉となっていたレヴォーグ(当然ながらエンジンだけが売りではありません)よりもフォレスターの方が実際に体感できるのは早いのです😲これで新型レヴォーグもなんとなく乗った雰囲気が把握できますかね
外装を黒&グレーでまとめてありとてもスポーティーな印象を持つスタイリッシュな仕様に内装はスエードシートで高級感と実用性を兼ね合わせたとてもおしゃれな車です。
※サンルーフ、ルーフレールの装備は選べますが本革シートの設定はSPORTにはありません
(記事を書こうとしたら写真がぼやぼやでした(^◇^;)みづらくてすいません。)
SPORTに実際に乗ってみた
ではここからは試乗のレビューです。実際に運転をしてみてまず初めに感じたことは
ん??期待値を上げすぎたかな??
でした😲笑。勘違いしてはいけないのが車は悪くありません。それどころかものすごく良い車です!!ただ、新型レヴォーグのパワーに関するレビューをたくさん見ていた結果、あれ?想像していたのとちょっと違うぞ?と感じてしまったということです。
ぽしっしゅが想像していたのは
→低速からの高トルクによって出だしの俊敏さや合流、追い越し時の加速感が売りe-BOXERにはない車の軽快さを感じる事ができる
でした。この特徴がない訳ではありません。なんとなく違和感を感じる程度ではありますが想像していたレスポンスとは少し異なるのです。それはなぜか??
ぽしっしゅの運転が下手なのです!!笑
これはそのままの意味ではありません。運転自体はうまいと自負をしております😲アクセルの踏み方とかブレーキの踏み方とかの違いにより明らかに車の挙動が変化する印象がありました。それはどういう事か?
運転が上手になる
この車運転が上手になるな。と感じました。特にアクセルペダルの踏み方が上手になります。=乗り心地と燃費の向上ですね。まずこの車の新開発エンジン低速からの高トルクが故にちょっとアクセル踏んだだけでドゴーーン!!と走ります😲ターボエンジンの特徴だと思いますがアクセルをグッと力強く踏んで回転数がある一定(みてた感じだいたい2200くらい)まではおそらくブーストがかかっていません。そのため2200回転以上になると上に書いた通りドーン!と後ろから押されたように加速をします。
逆にゆっくりアクセル開度を上げていく落ち着いた走り方をする場合は0が10になる感覚はなく下からトルクフルに加速していく感覚がありました。同乗者もドライバーも乗り心地よく感じる事でしょう。しかもとても滑らかでCVTではありますがギアの変速も感じることができるのですごく運転していて楽しい車だと感じました。
完全に偏見ですが、、おばちゃんのように発進するときアクセルを力強く踏み込む方は2段階加速(ドッカンターボ)みたいになるので乗っていてすごくガクガクしてしまうと思います💦ドリフトやジムカーナをしているみたいにアクセルワークが結構重要になる車だなぁと感じました。
まぁただ、全体的には今までのスバル車になかったような低速から力が出てフォレスターのような大きい図体でも俊敏に車を動かしてくれる動力があります。力強い動力にどこにでもいける走破性、後席や荷室の利便性を兼ね備えている車は唯一無二ではないかと私は考えています!!もっさりとした動き出しが好きではない方、余裕のある動力性能が欲しい。そんな方にマッチするのではないかと思います。
逆にニーズでどっしりとした走行安定性が欲しいや静粛性や振動のない上質な乗り心地が好きな方はSPORTではなくe-BOXER搭載車の方がオススメではないかと考えています。
新開発エンジン(CB18)
新型フォレスターの心臓部分です。写真の撮り方がヘタクソでわかりづらいですがとってもエンジンが小さくなっているんだなぁと感じました!新開発エンジンは小経化とロングストローク化を両立しています。すごいですね。その改良で低速トルクの充実と軽量化が図ってあるのですね!
エンジンの小径化はパッと見でわかります。エンジンルームがスカスカなのです!!今までのエンジンがこんなにおっきかったんだ!と感じるくらい今回のエンジンはスッキリした設計になっています。ぜひ機会があればボンネットを開けて見ていただきたいです。この辺りの構造は新型レヴォーグでも同様だと思います。
燃費と動力を両立したエンジン‥‥相反する2つを本当に実現できているのであればすごい開発だと思います。踏み込まなくとも走っていくのは事実なのでゆったりアクセルを踏む方であれば間違いなく燃費は向上すると思います。ただ先程も書いた通りアクセルを強く踏み込む方は正直今までと燃費は大して変わらないと思います。
※4WDのターボ車ということを考えればすごく高燃費の車だとは思いますが
フォレスターいい車です
実際に乗ってみてすごくいい車に作り上げられているというのが1番の感想です。e-BOXER車では重量配分適正化による乗り心地の向上、モーターアシストによる静粛性と動力のアシスト(電動自転車のように同じエンジンパワーでも車をより前に進めようとする力)。ターボ車では低速から発生する太いトルクによる加速感(エンジンパワーが向上しグイグイ前に進んで行こうとする力)や車がe-BOXERに比べて軽い事による機敏性。同じ車種名でも選ぶグレードによって全く味の異なった性能を発揮してくれる車です。
- きびきびとレスポンスよく運転したい方→SPORT
- ゆったり、どっしり車を運転したい方→e-BOXER
こんな感じで分けて考えていただくといいですね。本当に全く味の異なる車なのでお時間や機会があるならばどちらも乗ってからどっちが自分に合った車かを検討していただいた方がいいと感じています。
待ち遠しいと感じていた方が多いであろうフォレスターターボグレード。是非一度お試しをを!!
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