こんにちは、ぽりっしゅです!
今回は【ボディカラーが変わる車があるってホント!?】といったブログ記事です!
車を購入する際に契約直前まで悩みに悩んで決める項目が【ボディカラー】です。ボディカラーによって同じ車でも印象が大きく異なるので誰しもが悩みます。
後から変更できませんよ。とか営業さんから言われるし家に停めてある時の雰囲気とかも考えたいしで余計結論が出ませんね(–;)
そのように車を購入する際に誰しもが悩みに悩むボディカラーを変えることができるなんてそんな事がホントにあるのでしょうか。
それは…あります!!
え、、( ˙_˙ )そんな事がホントに?
ボディカラーって車を製造する時に塗装するんだよね??
それを後から変えるって全塗装とかラッピングのこと?
いえ、違うんです!今回は正真正銘ボディカラーを自由自在に変えれるんです!
それが今回アメリカ・ラスベガスで開催された【CES2022】にてBMWがコンセプトカーとして出展した
BMW iX Flow
です!
色が変わるの動画は以下のリンクをクリック下さい。
ではこれ以降でこのコンセプトカーの解説をしていきます。
BMW iX Flow
BMW iX Flowはアメリカ・ラスベガスで開催されたCES2022にBMWから出典されたコンセプトカーです。
コンセプトカーなので市販されているモデルではなく,現段階では市販化される予定もないそうです。
コンセプトカーのモデルになっているBMW iXはすでに市販化されているよ!
コンセプトカーのモデルであるiXは2021年11月に発売に発売されたEV車です。ボディサイズがX5と同等なので比較的大柄なボディです。
今回のCES2022でiX Flowと同時にiX M60も発表しておりiXのMシリーズが追加されることが決定しました。
MシリーズというのはBMWのスポーツモデルのことでより走りに特化したグレードの事だよ!
仮にiX Flowが発売されるのであればiXシリーズの1つとして追加される可能性が高そうですね。
しかし、車のボディカラーと言えば製造時に塗装されているはずなのになぜ色が変わるのでしょうか。
その仕組みはボディにまとっている電子インク技術にありました!
電話インク技術と言われてもそれが何だか分かんないよ!という方がほとんどでしょう。
電子インク技術の説明を次の項で説明します。
なぜ色が変わるの?
車のボディカラーが変わる仕組みは電子インク技術にあると簡単に上記で触れました。
電子インク技術は【E-ink】とも呼ばれており主に電子書籍端末で使われている技術です。
kindle端末とかが電子書籍端末だね!そのような機器で使われている技術だよ!
kindle端末を使用したことがある方はお分かりだと思いますが電子書籍端末はスマートフォンに比べると異様なほど電池が長持ちします。
最後に充電したのいつだっけ?と覚えてないくらい充電しなくても使い続けることができます。
インターネットや電話など通信機能を使わないことも電池が長持ちする理由の1つではありますが電子インク技術も電池が長持ちする理由です。
電子インク技術は画面の表示するために光の反射を利用します。そのためスマートフォン等に使用されている有機ELやバックライトが使われていないため電力消費が少なく電池が長持ちするのです。
なんか科学みたいな話になってるよ‥。
話が脱線しました‥。
本題に戻すとiX Flowには光の反射で色を表現する電子インク技術が使用されており電子インクを使用する電子ペーパーが車のボディーに隙間なく貼られています。
この技術を利用すれば何色にも色を変えれるのかというとそうではありません。先ほどリンクを貼った動画を見た方は感じたかもしれませんがiX Flowコンセプトカーは白とグレーと黒にしか色が変わりません。
これは電子インク技術の仕組みによるものです。
電子インク技術は電子ペーパーに与えられた電荷に色素が反応し色が変わる構造です。電荷の強弱で色素の移動を行うことは容易ですが何種類もとなると大変です。
そのためiX Flowでは白と黒と中間色のグレーでボディカラーを表現しています。なんだぁ〜3色だけかぁ〜。。とは思わないでくださいね!!
今は車に1色しか選べないから3色であっても色が変わる車が市販化されれば大きな違いだよね!
しかもその3色が白、黒、グレーでしょ!?
車のボディーカラーって言えばその3色で8割くらい占めるんじゃないの?
確かに白、黒、グレーは人気が高いボディカラーなのでその3色が自在に変更できるならば大きな進歩です!特にBMWとなればたいてい町中で見る車は白か黒です。
その日の気分や天候に合わせてボディカラーが自在に変えれるなんてゲームの世界にいる気分ですね。メーカーの開発者は車のエアコンの効率化の観点から夏場は白、冬場は黒にして車内環境を快適にすることと燃費効率を上げることを想定しているみたいです。
では色の変更はどのように行うのかというとコンセプトカーではスマートフォンのアプリで操作をしてボディカラーを変更する仕様となっておりました。
今後は車内のボタンからでも操作できるようにしていくそうです。(今後を考えている時点でおそらくいつかは市販モデルとして販売されるんでしょうね)
しかし色が変わる車が実際に販売されるとなると懸念点がいくつかあるなと筆者は感じてしまいましたので思いついた内容を次の項でまとめます。
実際に発売されるのか
色が変わる車が市販化されれば気分によって色が変えれること、新しい車に乗っている気分になれること、エアコンの効率化により車内環境が快適に保たれることなど多くのメリットがあります。
しかし、「メリットあるものにデメリットなし」ということはまぁほとんどないです。
色が変わる電子ペーパーを使用した車が市販化された場合の懸念点を考えてみました。
- ぶつけてしまった時の修理費が高額になる
- 犯罪で使用されると色で特定できなくなる
- (スーパーで自分の車がどこにあるのか探しにくくなる)
もっとたくさん懸念点考えつくかと思っていたのですが2つしか出てこなかったです‥笑
ぶつけてしまった時の修理は間違いなく高額になるでしょう。今でさえバンパーにあらゆる装置が搭載されたりして修理費が上がってきている状態です。
そこに色が変わる技術が入ったボディパネルを交換するとなれば費用が高額になることは容易に想像がつきます。塗装修理は不可になるでしょう。
元々外車は修理高いからね。
一般人が乗れる車にはならない気がするね(T . T)
また当て逃げなど犯罪が起きてしまった場合にぶつかった痕跡から「○色の塗装があるから○色の車」と捜査することがあります。その際に色の特定ができません。犯罪に利用されると特定が困難な車になってしまいます。
色が変わるためには塗装ではなく電子ペーパーをボディに貼り付けることになる可能性が高いからぶつかった時にはそれが残るから全く検討つかないことはないだろうけどね!
そもそもぶつからない技術が進み事故がなくなるよ!
懸念点をたくさん書き上げるつもりが筆者の小さい脳みそでは全然考えつかなかったので仮に市販化されればメリットの方が多い車となりそうです!!
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
今回はボディカラーが変わる車ってほんとにあるの!?についてブログを書きました。
結論コンセプトレベルでは存在するが市販化はされていないということでした。今後の想定もされているので将来的には市販化される予定ではあると思います。
車を購入するときに悩みに悩んでようやく結論が出たと思ったら次の日朝起きるとまた振り出しみたいにボディカラーはものすごく悩みます。
これは誰しも経験したことがあるでしょう。そんなボディカラーが自在に変えれるなんてこれは夢のような世界です。
ぜひこの技術は実現して欲しい技術だと筆者は考えています!この記事の続きを書くときが来ることを祈っています!
コメント