こんにちは、ぽりっしゅです!
今回はスバル【レヴォーグ】に装備されている
電子制御ダンパー
についてブログを書いています。
この電子制御ダンパーは
別ブログで書いたがっちりした乗り心地を欲して車高調を導入したいけど乗り心地が悪くなるから悩んでる。
でも車高調入れれば多少なりとも乗り心地は悪くなるしなあ〜
という方や
車買い替えのタイミングで
ご主人は
「カッチリしてる車の方が乗ってて楽しいから乗り心地は硬めがいいよ」
奥様や家族からは
「乗り心地硬いのなんか絶対嫌だよ。お金出さないからね😤」
のように家族会議で一刀両断されてしまう方
そのような方にベストマッチする機能がこの電子制御ダンパーなのです!!
ふぇ〜(´›ω‹`)フエエ…
乗り心地と車のカッチリ感
相反するものをどうやって改善するの?
では電子制御ダンパーがどのような機能をはたすのか内容を説明していきます。
※電子制御ダンパーはレヴォーグ全てに装備されている訳ではなく,一部グレード(STISports)のみに装備されている機能です。
この記事で分かること
- 電子制御ダンパーとは
- 電子制御ダンパーの効果はどうなの?
- 電子制御ダンパー×ドライブモードセレクトが最強
- レヴォーグでも家族を納得させられる?
電子制御ダンパーとは
電子制御ダンパーとは簡単に言えば
車に搭載されているいくつかのセンサーによってその瞬間の走行状況に適したサスペンションの減衰に自動で調整してくれる機能です。
サスペンションのアッパーマウント(サスペンションの上の所)と車内シート下に傾きや加速度を検知するセンサーが搭載されています。
車の速度感や横G,加速度などをセンサーが読み取り減衰調整を自動で行います。
ゆっくり走っている時は減衰を低めに調整しますが
高速走行時やコーナリング時は減衰を高めに調整します。
お察しが鋭い方だと
「これだけじゃ硬い時にはめちゃ硬くなるじゃん!」
と思ってしまうね!
はい、その通りです。
上に書いた機能だけであれば速度が出ている時などは足回りが激硬になることが予想されます💦
それを防ぐ別の機能がついてますので後から説明するね!
じゃあ実際には電子制御ダンパーだけじゃなくてその別の機能と掛け合わせて乗り心地を変更できるんだね!
厳密に言うとちょっと違いますがだいたいそんなところです。(笑)
少し話が脱線しますがこれらの装備はスバルのレヴォーグという車種についています。
STIパーツをまとったレヴォーグです。
かっこいいですねえ|・ω・`)フムフム
レヴォーグとはスバルが2014年に販売を開始したステーションワゴンです。
スバルのフラッグシップ車種であった
【レガシィ】
のサイズが肥大化してしまったため車種名は異なりますがステーションワゴンタイプのレガシィ後継車種として扱われています。
そんなレヴォーグが2020年に2代目にフルモデルチェンジして販売されているのがこのモデルです。
レヴォーグのさらに詳細について知りたい方はコチラ
↓↓↓↓↓↓
ではここで話を戻し電子制御ダンパーと掛け合わせて使う機能をご説明します。
先程述べた通り電子制御ダンパーは走行状況に応じて減衰調整を行う機能です。
減衰調整を行う幅は一定の範囲内になっています。
その一定の範囲を変更するのが
【ドライブモードセレクト】
です。
言っとることがわからん!
が大半の方のご意見だと思いますので下の項目で深ぼって説明します。。
ドライブモードセレクト
ドライブモードセレクトとは簡単に言えば
ボタン1つで自分の好みにいつでも車をアレンジする事ができる
機能です!
えー!
じゃあアフターパーツでカスタムしなくていいじゃん!
ドライブモードセレクトで設定できる範囲以上にカスタムしたい場合のみアフターパーツを使用するって感じですね。
上の項目で触れていた減衰調整の一定範囲を変更するというのは言葉よりも図で表した方が100倍わかりやすいと思うので図を作りました。
色がついた円柱をショックアブソーバーとみなしてくださいお願いします🥺
ちなみに通常の車高調では下の画像のように自動調整ではなく設定した段階の減衰でずっと走行します。
上の画像の通り電子制御ダンパーは一定の範囲内で減衰調整を行いこの一定の範囲のうち上限を変更する機能がドライブモードセレクトの「サスペンション項目」です。
これが乗り心地が変化する理由だね!!
「サスペンション項目」と書いた通りドライブモードセレクトは様々な部分の設定を簡単に変更できます。
ではドライブモードセレクトでどんな設定ができるのでしょうか。
これがレヴォーグSTISports搭載のドライブモードセレクトです。サスペンション含む6つのシステムを好みに切り替えることができます。
※真ん中の大きいセンターディスプレイで設定できます。
切り替えられるシステムの中にサスペンション項目があり,サスペンションを【コンフォート】【スタンダード】【スポーツ】の3段階で設定可能です。
単純に足回りが柔らかくなる,硬くなるではありませんので間違えないようにしてください|・ω・`)フムフム※上記画像の通り
んんー?!
難しい〜(–;)💦
では3段階の切り替えで何が変わるのでしょう。
変わる部分は電子制御ダンパーで行う減衰調整の上限幅(最大幅)が変わります。※上記画像の通りです。
なので極端に言えば普通の道を普通に走行している時の乗り心地はどのモードにしていてもさほど変わりません(サスペンションに関してのみ)。
ワインディングなどでドライブしていただくと車の味付けがガラッと変わっていることを感じることができるでしょう!
なるほど!
減衰の下は変わらずに上の幅が大きくなるってことだね!
このようにレヴォーグのSTISportsはここまで説明をしてきた
電子制御ダンパー
と
ドライブモードセレクト
という2つの機能にによって
通常グレードのレヴォーグよりもマイルドな乗り心地にすることが可能でさらには欧州車よりも(欧州車並のくらいかも)カッチリとした乗り心地にすることも可能です。
※マイルドな乗り心地といってもフラフラする乗り心地になる訳ではありません。足回り自体の硬さは保っているのでコーナリングでのフラフラはありません。しかし段差を超えた時の突き上げは車がしっかりと吸収してくれるので車内に伝わってきません。
1台で様々な表情を表現することができる車なのです!!
当然ついている機能はこれだけではないので魅力たっぷりの車ですね。
さすがカーオブザイヤーです|・ω・`)フムフム
乗り心地を自由に変更できる
これらのように電子制御ダンパーとドライブモードセレクトを使用することによってレヴォーグは
乗り心地を自由に変更することができます!
自分専用の車ではないがコーナリングや高速走行時にフラフラする車は嫌だ。
しかし、家族からは乗り心地が硬くて振動が強い車は嫌だ。
このようなニーズの方にはベストマッチする機能です!
ドライブモードをその時々によって変えることでどちらの乗り味も実現することができます。
どうやら電子制御ダンパーやドライブモードセレクトを開発するに至った経緯も上記のようなニーズに対応するのが目的だったみたいです(;´∀`)ヘェ
確かに本来は部品を交換しなければ実現する事が難しい相反することを車の中からボタン1つでこなしてしまうのでこの機能は驚きですし満足度が高いです。
このような機能が超高級車ではなく400万円台の車に標準装備されているのは驚きだね!
電子制御ダンパーだけじゃない
今までの部分でも述べた通り、レヴォーグの乗り心地の変化を作り出しているのは電子制御ダンパーだけではありません。
電子制御ダンパーとドライブモードセレクトを掛け合わせることで非常にマイルドな乗り心地からスポーツカーのようなカッチリとした乗り心地まで表現することができます。
ちなみにドライブモードセレクトの中にステアリングの反応を変える設定もサスペンション同様3段階ありますので
ハンドルを切った時の車が反応するダイレクト感も変えることができます。
この設定もハンドルの重さやレスポンスがガラッと変わるのですごい機能です。
ステアリングのレスポンスが変わるとスポーツカーチックにさらに近づくね!
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
レヴォーグに装備されている電子制御ダンパーは私の結論としては
コスパが良い非常に優れた機能
だと考えています。
なぜならば
電子制御ダンパーは車高調やダウンサスを導入することで得ることができるカッチリとした乗り心地と
カッチリした乗り心地が好みでない方のためにボタン1つでマイルドな乗り心地にも変更ができるからです。
※上記で触れた通りマイルドな乗り心地といってもフラフラした乗り心地になる訳ではありません。
スポーティーな車が欲しいけど,家族も使うから流行りのSUVとかミニバンにするしかないかなあ・・・(–;)
そんなお悩みを持ってる方はぜひレヴォーグを1度検討してみるといいのではないでしょうか。
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